
人物・キャラクターの描き方
初心者も簡単!上から見た人のイラストの描き方
今回は、初心者の方でも簡単に描けるようになる、上から見た人の構図の作り方から仕上げまでのポイントを解説します。 上から見たイラストの構図のポイント 上から見たアングルでキャラクターを描くときは、以下のポイントを意識すると魅力的な絵になります。 参考記事:初心者も簡単!俯瞰構図の描き方 上から見た人の…
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魅力的なキャラクターを生み出す秘訣は、頭の中にある漠然としたイメージを、一つひとつ「設定として言語化」していくことです。
この記事では、初心者の方でも魅力的なオリジナルキャラクターをデザインできるよう、設定の考え方から設定画の描き方までを分かりやすく解説します。
キャラデザ(キャラクターデザイン)とは、アニメやゲーム、漫画などに登場するキャラクターの外見やイメージを作り上げることです。
キャラデザは、単にかっこいい・かわいい絵を描くだけではありません。キャラクターの性格や、物語の世界観といった設定を視覚的なデザインに落とし込むことで、作品全体に深みを持たせる重要な役割があります。
初心者が迷いやすいのが、キャラデザとイラスト(一枚絵)の違いです。簡単に言うと、以下のような違いがあります。
しっかりとした設計図(キャラデザ)があるからこそ、ブレることなく魅力的な完成作品(イラスト)を描くことができます。

キャラデザでいちばん意識したいポイントは、見ただけでどんなキャラクターか伝わるかです。
どれだけ細かい設定を作っても、パッと見た瞬間にそれが伝わらなければ、ユーザーを惹きつけることは難しくなります。 デザインする際は自分の好みだけで進めず、「初めて見た人に、このキャラクターの性格(元気、クール、臆病など)が伝わるかな?」と客観的な視点を持ちましょう。

それでは早速、キャラクターデザインの具体的な手順を見ていきましょう。今回は例として「サビ猫」をモチーフにしたキャラクターを作っていきます。
最初に、キャラクターの核となるテーマやモチーフを決めます。テーマは、デザイン全体の方向性を決める重要な土台です。
例えばテーマを「ネコ」にする場合でも、
など、様々な方向性が考えられます。

テーマを決めるときは、「何を」「どのように」キャラクターに取り入れたいのかを具体的に掘り下げることが、オリジナリティを生むための大切なポイントになります。
今回は「サビ猫のまだら模様」をデザインに取り入れることにします。
次に、そのキャラクターの性格や特徴を決めます。
ここで大切なのは、たくさんの要素を詰め込みすぎず、最も伝えたい性格を1つか2つに絞り込むことです。性格の核が決まることで、キャラクターの表情やポーズ、ファッション、配色といった、後のデザイン工程でイメージがブレにくくなります。

今回は「楽天的で明るい性格」という設定にしてみましょう。
絞り込んだ性格をもとに、キャラクターの衣装や持ち物を考えていきます。これらは、キャラクターの性格を視覚的に表現するための重要な要素です。
今回のキャラクターは「楽天的で明るい性格」なので、きっちりしたスーツよりも、親しみやすいカジュアルな服装を選びました。窮屈すぎないオーバーサイズの服で、リラックスした雰囲気を出します。
さらに、陽気な音楽を聴いていてほしいというイメージから、ヘッドホンを持たせてみることにします。
この段階では、細かく描き込む必要はありません。「こんな服を着せたいな」「これを持たせたいな」というアイデアを、メモする感覚で決めていきましょう。

ここまでの設定で頭の中に固まってきたイメージをもとに、キャラクターの印象を決定づけるイメージカラーを決めます。
たくさんの色を使いすぎると、全体の印象がぼやけて散漫になってしまいます。そこで、基本となる3色メインカラー、サブカラー、アクセントカラーに絞って選んでみましょう。
今回のキャラクターでは、これまでの設定を元に以下のように色を選んでみました。
このイメージを、3つのカラーに落とし込んでいきます。
このように、設定と連動させて色を選ぶことで、キャラクターデザインに一貫性が生まれます。
参考記事:初心者も簡単!配色・色選びの基本

キャラクターの設定が決まったら、いよいよ設定画として絵に起こしていきます。
本格的なキャラクター設定画には、通常以下の要素が含まれます。
これらを1枚のキャンバスにまとめることで、誰が見ても分かりやすい「キャラクター設定画」になります。
いきなりリアルな等身のイラストを描くのは大変なので、まずは簡単なミニキャラ(デフォルメキャラクター)で設定画を描くのがおすすめです。
ミニキャラで描くことには、以下のようなメリットがあります。
設定画を描くときは、体のパーツが重なってデザインが見えなくならないよう、手足を少し広げたシンプルな立ちポーズを意識しましょう。自分が描きやすい角度で構いませんが、デザインを設定するためのイラストなので、奇抜なポーズは避けるのが無難です。
参考記事:初心者も簡単!ミニキャラ・ちびキャラのイラストの描き方

キャラクターの印象をより強くするために、シルエットを意識してみましょう。魅力的なキャラクターは、シルエットだけで誰だか分かるものです。
一度、描いたキャラクターをグレーで塗りつぶしてみて、そのシルエットが魅力的か、特徴が伝わるかを確認します。

シルエットが決まったら、グレートーンで色の配分を決めます。カラーで塗る前に明暗のバランスを確認することで、まとまりのある配色にしやすくなります。この段階で、配色パターンをいくつか作ってみて、最もイメージに近いものを選ぶのも良い方法です。
正面のイラストが完成したら、ぜひ後ろ姿のデザインにも挑戦してみましょう。正面のイラストをコピーして左右反転させると、それをベースに簡単に描くことができます。

後ろ姿まで設定しておくことで、キャラクターが様々なポーズをとるイラストを描く際に非常に役立ちます。キャラクターの存在感がぐっと増し、設定に深みが出るのでおすすめです。

ここで解説した基本のステップは、Vtuberや漫画など、様々なキャラクターデザインに応用できます。それぞれの媒体で特に意識すべきポイントをご紹介します。
Vtuberのキャラクターは、Live2Dなどで動かすことが前提となります。そのため、動かしやすいデザインを意識することが重要です。


漫画のキャラクターは、何度も繰り返し描く必要があります。そのため、作画コスト(描く手間)と個性の両立が重要です。



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