イラストノウハウ
人物・キャラクターの描き方

初心者も簡単!身体のイラストの描き方

  • 描き方

この記事では、初心者でも簡単に描ける身体のイラストの描き方をご紹介します。人体のバランスやプロポーション、動きの表現などをマスターして、簡単にリアルな身体のイラストを描けるようになりましょう。

身体の描き方の練習方法については、初心者も簡単!身体の描き方の練習方法を参考にしてください。

身体を描くための基本知識

全身のバランス比率

イラストを描くとき、全身のバランス比率を意識すると、より自然で魅力的なキャラクターが描けます。人物のバランスは「等身」によって変わりますが、例えば7頭身のキャラクターを描く場合、以下の比率が目安になります。

  • 頭:1
  • 胴体:2
  • 足:4

この比率を意識すると、全身のバランスが取りやすくなります。

腕と胴体のバランス比率

基本的な腕の長さの目安は以下の3点です。

  • 手首(くるぶし)の位置が股(股間)の高さ
  • 肘の位置がウエスト(くびれ・おへそのあたり)の高さ
  • 指先は太ももの中間あたり

身体のアタリを取るコツ

下書き(アタリ)を描く際は、シンプルな形で捉えるのがコツです。

  • 胴体 → 台形
  • 手足 → 長方形
  • 頭や関節 → 丸

このように基本の形を使うことで、バランスを整えやすくなり、初心者でもスムーズに全身を描けるようになります。

参考記事:初心者も簡単!アタリの描き方

男女の身体の違い

男性と女性の身体のバランスは大きく異なります。特に頭・肩・腰の比率を意識することで、より自然なシルエットを描くことができます。

男女の身体の比率の違い

  • 男性の比率頭 : 肩 : 腰 = 1 : 1 : 1(肩幅が広めでガッチリした印象)
  • 女性の比率頭 : 肩 : 腰 = 1 : 2 : 1(肩がコンパクトで、腰のくびれが目立つ)

男女のシルエットの特徴を意識すると、よりキャラクターらしい表現が可能になります。

女性の身体を描くときのポイント

  • 全体的に丸みを意識する
  • 柔らかくしなやかなシルエットにする

男性の身体を描くときのポイント

  • 四角い形を意識する
  • しっかりした筋肉や骨格を強調する

このように、男女の体型の違いを理解し、バランスを意識して描くことで、キャラクターの個性がより際立ちます。

頭身別の身体バランスの違い

デフォルメイラストを描くときは、全体のバランスがとても重要です。特に、頭の大きさを基準にすると、キャラクターの等身を調整しやすくなります。

  • 頭の割合が大きくなる → キャラクターが可愛らしい印象に
  • 首が短くor省略される → 頭と体がつながったシルエットになる

頭身を下げるほどシンプルな形になり、ポップで親しみやすいデザインになります。デフォルメのバランスを意識しながら、理想のスタイルを見つけてみましょう。

参考記事:初心者も簡単!イラスト・キャラクターの頭身比率とバランスの取り方

アタリを使った身体の基本的な描き方

イラストを描く際、アタリの取り方はとても重要です。アタリの描き方にはさまざまな方法がありますが、自分にとって理解しやすいものを選ぶことが大切です。

参考記事:初心者も簡単!アタリの描き方

アタリの基本形

アタリを描く際には、以下のようなシンプルな形を組み合わせると、バランスが取りやすくなります。

  • (頭や関節の位置)
  • 四角(胴体や手足の形)
  • 台形(腰や胸のシルエット)
  • (パースや動きを意識する)

また、人によっては丸と線だけで描く方法や、丸と円柱を組み合わせる方法を使うこともあります。いろいろ試して、自分に合った描き方を見つけてみましょう!

横向きの身体のアタリの描き方

横向きの身体を描く場合も、シンプルな形でアタリを取る基本は変わりません。

ポイントとしては、頭・肩・お尻をまっすぐ揃えるように意識してみましょう。こうすることで、バランスの良い横向きのポーズが描きやすくなります。

身体のポーズを描くときのポイント

今回は、私がよく使っているアタリの描き方を使って、さまざまなポーズを描いていきます。

関節の三角形を意識する

関節をつなげる際、三角形を意識すると自然なバランスになります。

肩や腰のパースを意識する

線を使ってパースを取ることで、奥行きや動きのあるポーズを描きやすくなります。

重心の位置を意識する

立ちポーズを描く際は、重心がどこにあるかをしっかり考えましょう。

  • 基本的に、頭の真下に重心がくるように配置すると安定感が出ます。
  • 重心がかかる足を意識すると、自然な立ち方になります。
  • 両足で立っている場合は、足の真ん中あたりに重心を置くとバランスが整います。

これらのポイントを意識することで、よりリアルでバランスの良いキャラクターを描くことができます!

横向きのポーズを描くときのポイント

横向きのポーズを描くときは、①背筋のラインを意識する、②肩の位置をチェックする、③全体のシルエットにメリハリを出す、といった3点を意識しましょう。

背筋のラインを意識する

横向きに立つポーズを描く場合、まずは背筋のラインから捉えるとスムーズに進めやすいです。肩からお尻まで背中のラインが一直線に繋がるイメージを意識してみましょう。

肩の位置をチェックする

背筋を伸ばした姿勢と猫背の姿勢では、横から見たときの肩の位置が大きく変わります。背筋を伸ばしていると肩は背中寄り、猫背のときはお腹側に寄る傾向があるので、これを意識して描き分けるとリアルな印象になります。

全体のシルエットにメリハリを出す

凸凹のシルエットを意識し、出る部分はしっかり出し、引っ込む部分はしっかり引き締めましょう。シルエットにメリハリつけることで、より魅力的な身体のラインを表現できます。

動きのある身体のポーズの描き方

キャラクターの動きを表現するためには、アタリの位置を意識することが重要です。ここでは、動きを自然に見せるためのアタリの取り方を解説します。

身体全体のシルエットの描き方

最初に、ざっくりとキャラクター全体のカタチを描きましょう。

この段階では細かい部分を意識せず、大まかなポーズやバランスを確認することがポイントです。シルエットを把握することで、最終的なバランスがとりやすくなります。

身体のポーズのアタリの取り方

次に、アタリを描いてポーズを具体化していきます。

  • 腕や足の位置
  • 関節の位置
  • 体の向き

これらを意識しながら、自分が線画を描くときに分かりやすいように調整していきましょう。

身体のポーズの線画の描き方

アタリが完成したら、線画を描いていきます。おすすめの描き方として、手前にあるパーツから描くと、距離感がつかみやすくなります。

アタリの状態で微調整しながら進めてもOKです。今回はこの段階で完成としていますが、アタリを残したまま描き進めるのもアリです。

身体をひねるポーズの描き方

身体を捻るようなポーズを描く場合は、①首から腰へのラインを先に描く、②背中面とお腹面をざっくり分ける、③振り返りのポーズは上半身のひねりを意識する、などを意識しましょう。

首から腰へのラインを先に描く

まずは首から腰にかけて一本のラインを引き、その流れを把握することでポーズ全体のバランスがつかみやすくなります。

背中面とお腹面をざっくり分ける

描いたラインに合わせて背中側とお腹側に面を分けるイメージでアタリを取ると、身体の立体感が出しやすくなります。

振り返りのポーズは上半身のひねりを意識する

腰の向きはそのままに、上半身だけを捻った形にすることで、自然な振り返りポーズが描けます。上半身のひねりを強調することで、動きのあるイラストに仕上がります。

身体のイラストのよくある失敗とその改善策

身体と頭のバランスが悪く、子供の身体が上手に描けない

初心者が子どもの身体を描くとき、「頭と身体のバランスがうまく取れず、子どもの身体に見えない」という失敗はよくあります。

以下のポイントを押さえれば、子どもらしいイラストを描けるようになります。

  1. 頭や顔のパーツを大きく描く
    大人よりも頭が大きめになると、ぐっと子どもらしさが出ます。
  2. 首を短めにする
    年齢が低いほど首が短くなるイメージを持つと、自然と幼い体型を表現できます。
  3. 全体シルエットをずんぐりむっくりにする
    細身にしすぎず、少し丸みを帯びたラインを意識すると子どもらしい雰囲気を演出できます。

また、子どもの顔を描くときは、パーツを顔の中心に寄せて大きめに描きましょう。大人の顔はパーツをやや外側かつ小さめにするなど、配置やサイズを変えることで年齢差を表現しやすくなります。

ポーズが硬く、身体の動きが表現できない

身体のポーズや動きがどうしても難しいと感じたときは、まず実際の人物写真を模写してみるのがおすすめです。

「いいな」と思うポーズの写真を選んで、その形をしっかり模写しましょう。影の形も一緒に塗り込むと、色塗りの練習にもなり一石二鳥です。

さらに、自分でポーズをとった写真やデッサン人形にポーズをとらせた写真を参考にするのも効果的。リアルな動きを実感しながら描けるので、難しいポーズもスムーズに再現しやすくなります。

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アタムアカデミーでは、身体の描き方を学べます。

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