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初心者も簡単!革靴のイラストの描き方

  • 描き方

革靴のイラストは、「パーツを組み合わせて形を捉えること」と「光のメリハリで質感を出すこと」を意識すると、初心者でも簡単に描けるようになります。

この記事では、その具体的な方法をデザインの基本から応用テクニックまで分かりやすく説明します。基本的な靴の描き方は、「初心者も簡単!靴のイラストの描き方」の記事を参考にしてください。

革靴の魅力や特徴

革靴のデザインは、主に以下の3つの要素の組み合わせで決まります。

足の甲のデザイン

足の甲のデザインは、靴をどうやって足に固定するか、という部分です。

  • 外羽根式/内羽根式: 靴紐で編み上げて固定する、最も一般的なタイプです。
  • モンクストラップ: ストラップとバックルで固定するタイプです。
  • ローファー: 紐や留め具がなく、そのまま履けるスリッポンタイプです。

つま先の形(トゥ)

靴の印象を大きく左右する部分です。

  • ラウンドトゥ: つま先が緩やかに弧を描いた、標準的な形です。
  • スクエアトゥ: つま先が四角いシルエットで、シャープな印象を与えます。
  • ポインテッドトゥ: つま先に向かって鋭く尖っていくシルエットです。

つま先の装飾

つま先部分のデザインです。

  • ストレートチップ: つま先に横一文字のラインが入った、フォーマルなデザインです。
  • プレーントゥ: 装飾が何もない、シンプルで汎用性の高いデザインです。
  • ウィングチップ: つま先に翼(Wing)のようなW字型の切り替えがある、華やかなデザインです。

これらの要素を、描きたいイラストのイメージに合わせて自由に組み合わせてみてください。

革靴の基本の描き方

革靴のアタリの取り方

まず、足の形に沿って簡単な図形でアタリを取ります。かかと側を台形、つま先側を三角形のように、単純な形に置き換えて考えると描きやすくなります。革靴はつま先に向かって細くなる形状を意識しましょう。

革靴の線画の描き方

アタリに沿って、きれいな線で描き起こしていきます。つま先の先端から描き始めると、全体のバランスが取りやすいです。

このとき、靴底に厚みをつけ、段差を描き加えることで、ぐっと立体感が出ます。

また、パーツの繋ぎ目に「縫い目」を描き込むと、革製品らしさが増します。デジタルの場合は、点線が描けるブラシやツールを使うと手軽に表現できます。

最後に靴紐を描き加えれば、線画の完成です。

革靴の色の塗り方

線画ができたら、色を塗っていきましょう。今回は、定番の黒い革靴を塗る手順を解説します。他にも、革らしい茶色や、個性的なオリーブ色などで仕上げるのも素敵です。

まずは靴底から塗ります。次に、靴全体にベースの色を塗り、大まかに影と反射光を配置します。その後、色混ぜツールやぼかしツールで滑らかに馴染ませましょう。

靴を構成する「面」を意識して塗り分けると、自然な立体感が生まれます。

さらに濃い影を描き込み、立体感を強調します。光が強く当たる面の境界線(キワ)などに濃い影を入れると、形が引き締まります。

最後に光を描き込みます。ベースの色より少し明るい色で反射光を入れ、周囲の色と馴染ませます。仕上げに、光が最も強く当たっている部分に「ツヤっとした」ハイライトを小さく入れると、革の光沢が表現できます。

革靴のイラストの仕上げ方

色を塗るうちに見えにくくなった縫い目や靴紐を、より濃い色で描き直したら完成です。

革靴らしさを出すコツは、マットな質感の部分と、光沢(ツヤ)のある部分のバランスです。全体がツヤツヤになりすぎないように注意しながら、革の質感を表現してみてください。

角度別の革靴を描くポイント

横向きの革靴

足の甲からつま先にかけてを「三角形」、かかと部分を「四角形」でイメージすると形を取りやすいです。実際の革靴はつま先が少し反り上がっているので、その点を意識して描きましょう。

靴底の厚みもしっかり描くと、安定感と立体感が出ます。

後ろからの革靴

足首からかかとにかけてを、大きな四角形として捉えます。つま先はほとんど見えませんが、少しだけ先端を見せるように描くと、奥行きと立体感を表現しやすくなります。

革靴の靴裏

まず靴底全体の形を描き、それに合わせて側面を描き足していくとスムーズです。少し斜めの角度から描く場合は、奥側の側面が、つま先に向かって少しずつ上がっていくように描くと、遠近感が表現できます。

革靴のイラストを魅力的に描くコツ

革の質感の表現

革の質感を表現するには、シャープな光とマットな部分との対比(メリハリ)を意識することが重要です。全体は「暗い色・中間色・明るい色」で滑らかなグラデーションを作りつつ、光が強く当たる面のエッジ部分などに、パキッとした鋭いハイライトを入れてみましょう。

革靴のシワの表現

革靴のシワは、布のように大きくたわむのではなく、細い線として入るのが特徴です。履き込むことで足が曲がる部分(甲の部分など)に、細くシャープな線を何本か描き込みましょう。線が主張しすぎると感じたら、少しぼかしたり、周りの色と馴染ませたりして調整してみてください。

シワの考え方は、「初心者も簡単!服のシワのイラストの描き方」の記事も参考にしてください。

革靴の汚れの表現

使い古した革靴を描く場合は、汚れを追加してみましょう。汚れは、地面に接触しやすい、つま先やかかと、靴底周りに付きやすいです。まずはそれらの箇所に土色などを薄く塗り、ブラシでぼかすとリアルな泥汚れのようになります。

さらに、靴の上面にもインクが飛んだような小さな汚れを少し追加すると、よりリアリティが増します。

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アタムアカデミーでは、革靴の描き方を学ぶことができます。

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