パース・背景の描き方
初心者も簡単!葉っぱのイラストの描き方
今回は簡単な葉っぱの描き方を紹介します。 自然な風景を描くときには欠かせない葉っぱの描き方を覚えて、ぜひイラストの幅を増やしていきましょう。 葉っぱの基本的な構造 木の葉の構造 木の葉の大まかな構造はイラストの通りです。 枝と葉っぱの間の細い部分のことを葉柄(ようへい)といい、葉脈には中心にある主脈…
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今回は簡単な山の描き方を紹介します。普段よくみる山の描き方を覚えて、イラストの中に描いてみましょう。
山の形は基本的には三角形の集まりなので初心者でも描きやすいです。
色を塗るときも2つの現象(レイリー散乱・ミー散乱)を表現に使うことで、上手く奥行き感や山の雰囲気を出せるようになります。
初心者でもすぐに簡単に描けるようになるので、山のイラストの描き方を覚えていきましょう。
まずは、山のシルエットを描いていきます。
山のシルエットの形が左右対称にならないように、崩して描いていきましょう。シルエットを描くときは、三角形を複数個組み合わせて描きましょう。
次に、奥の山のシルエットも描いていきます。このとき、奥の山は手前に描いた山より小さく描きます。
このように大きさによる遠近感を使って、奥に見える山をだんだん小さくすることによって遠くにある山を表現できます。
ここで、山の色味を調整していきます。
遠くのものほど青く見えるレイリー散乱という現象を使って、奥の山に行くにつれて青みがかった色にしていきます。
さらに、光源を意識して、山の影を描いていきます。山の写真などを参考にして描いていきましょう。
奥の山も影を描き込んでいきます。
空気の濃いところほど白っぽく見えるミー散乱という現象を使って、手前と奥の山の境目をもう少し見えるようにしていきます。
ミー散乱の現象を使うことで遠近感がさらに表現できます。
エアブラシの「2カケのぼかし」を使って、山のテクスチャを描き込んでいきます。スポイトブラシで山の色を拾いながら塗っていきましょう。
さらに、色の境目にある色をスポイトで取って線を描きこみます。山のシルエットのところにも線を描き出すとリアルな山らしくなります。
青空を描き足して、全体を見ながら影や光を描き足したら、山のイラストの完成です。
初心者でも簡単にできる山のイラストの応用方法をご紹介します。
山に季節感をプラスして描いていきましょう。
夏の山は色の明度を上げて、鮮やかな色を塗っていきましょう。夏は影の明暗がはっきりするので、山の影も濃く塗っていきます。
秋の山は赤色、黄色、緑色と複数の色が入り混じっています。赤一色だけでなく、いろんな色を使って塗っていきましょう。
冬の山は、山の影で雪山を表現していきましょう。光の当たる場所も、雪の白さに反射してパキッと光るような印象を加えましょう。
今回は、山沿いに流れる川と道を描いて、イラストに動きをつけましょう。
まずは、山沿いに川と道をざっくりと描いていきます。ここでも遠近法を意識して、手前にくるものほど気持ち大きめに描きましょう。
テクスチャや影を軽く描き足したら山沿いの川と道の完成です。
山をメインに描いているので、ほどほどに描き足していますが、一番手前に焦点を当てるときは、山よりも一番手前をさらに描き込んでいきましょう。
初心者が山のイラストを描く際のコツをご紹介します。
奥行きを出すための配色の考え方として、レイリー散乱とミー散乱の考え方を使うと奥行きが出しやすくなります。
奥にいくほど青っぽく、山との境目には白っぽく、それぞれグラデーションを入れると簡単に奥行きが出せるようになります。
山の形を自然に見せたいときは、あまり左右対称にしないことがコツです。
富士山は比較的左右対称のイメージが強いですが、それ以外の山を左右対称にすると、富士山の左右対称のイメージに引っ張られやすくなります。
今回使った筆ツールと使えそうなツールをイラストで紹介しています。
私は油彩の筆ツールで全体を描き、他の2つのブラシで山のテクスチャを表現しています。
他にも使えそうなツールで紹介しているものでもテクスチャを表現したり、自分でも他にテクスチャを表現できそうなものを探してみるのもいいかもしれません。
アタムアカデミーでは、山の描き方を学ぶことができます。
アタムアカデミーでは、入塾前にイラスト講座を体験できるオンライン無料体験レッスンを行っています。講師とビデオ通話をしながら授業を体験していきます。
オンライン無料体験レッスンはiPadに必要なソフトをインストールし、applepencilを使って授業を行っています。iPadをお持ちでない方は、紙とペンでの体験もできます。
課題や制作した作品は講師とチャットやメールでやりとりをすることで共有を行います。兄弟でのご参加、お友達同士のご参加もOK。
オンラインであっても、対面型の教室と同じように学ぶことができます。
インターネット・カメラ機能のある端末1台
タブレット&タッチペン