
人物・キャラクターの描き方
初心者も簡単!マントのイラストの描き方
キャラクターイラストを描くうえで、マントの描き方を覚えると表現の幅がぐっと広がります。この記事では、マントの基本的なシルエットの捉え方から、風になびく動きのあるマントの描き方までを詳しく紹介していきます。初心者の方でも簡単にマスターできるポイントをまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。 マン…
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今回は首の描き方をご紹介します。頭と身体をつなぐ大事なパーツである首の描き方を身につけることで、自然なスタイルのキャラクターを描くことができるようになります。
首を描くには、頭を支える首の主要な筋肉、胸鎖乳突筋と僧帽筋が、首にどのようについているかを知っておくと便利です。
図のピンクで示したのが胸鎖乳突筋、黄色で示しているのが僧帽筋です。ほかに首には咽喉仏があり、首の下には鎖骨があります。
リアルな人間の首は耳の下の付け根あたりからのびていますが、マンガなどのイラストを描く場合は、自由に変えることができます。
とはいえあまり細すぎても変に見えるかもしれないので、今回は青線で示したように、キャラクターの瞳の端くらいに合わせた首の太さにしています。キャラクターに合わせて、首の太さを調整してみてください。
首から肩へのラインはなだらかにつながっていますが、ひと線で描くのが難しい場合は、左の図のように、①首→②僧帽筋→③肩の筋肉…というふうに分けてパーツごとに描くと良いでしょう。
横向きの首は咽喉仏と鎖骨の凸凹を意識するとリアルな描写になります。
首に胸鎖乳突筋を表すラインはあまり入れすぎると、痩せすぎて見えることもあるので、あえて片側だけ入れるという方法があります。
横向きのときは、耳の下の付け根から斜めの線を引きます。筋肉を強調してマッチョに見せたいときは線を強調するなど、場合によって描き分けてみてください。
首の太さや肩幅は、キャラクターの個性なのでこれといった決まりはありませんが、瞳の端くらいの首の太さを基準にしましょう(左の図)。
そこから右上のように首と肩を細くしていくと女性的な首と肩のバランスになります。反対に首を太く、肩幅を広くするとマッチョな男性のバランスになります。
斜めのアングルを描くときは、図のように首は顎より内側に引いて、首自体も斜めに描くと自然な表現になります。首の後ろの線は、★印で示したように耳たぶの裏あたりから出ています。
右の図のように首が前に出すぎたり、まっすぐになりすぎないよう注意してみてください。
背中側の首周りを描くときも、前と同じく①首②僧帽筋③肩の筋肉といったパーツを意識するとよいでしょう。ただし背中は首よりも②僧帽筋が手前にあるなど、正面とは筋肉の位置やつき方が変わります。
右図のような顔の向きのときは、耳の下の付け根から、首のラインを描くと良いでしょう。
男の子の首を描くときは、咽喉仏や胸鎖乳突筋、鎖骨などを強調し、首の輪郭を太めに描くことで力強いラインを表現できます。
右の図のような中性的な顔立ちでも、首をしっかり描くことで、男らしいキャラクターにすることができます。
女の子らしい繊細な首のラインを表現したいときは、首から肩までを、なるべく一本の線で細くつなぐように描くと良いでしょう。
肩幅を狭くし、肩を丸く描くことで女性特有の柔らかさを出すことができます。横向きで描くときも、咽喉仏や鎖骨をあまり強調せず、細い線で描くのがオススメです。
首や肩の表現方法を変えることで、様々なキャラクターの描き分けが可能になります。
筋肉を強調すればスポーツマンやスーパーヒーローになります。首を細く長めにしたり動きをつけると女性のしなやかさを出せます。子供を描くときは首を短く細めに、肩幅も狭くすると良いでしょう。
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