
人物・キャラクターの描き方
初心者も簡単!バリエーション豊かなキャラクターの表情の描き方
キャラクターの表情は、眉や目、口、輪郭、シワなど、顔のパーツをどう組み合わせるかで大きく印象が変わります。また、キャラクターの表情が豊かになると、イラスト全体の魅力が一気にアップします。 そこで今回は、表情イラストの描き方を分かりやすく解説し、初心者の方でもすぐに描ける実践的なコツやアイデアを紹介し…
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「ウェーブ髪」は柔らかくて可愛らしい印象を演出しやすく、キャラクターイラストでも人気のヘアスタイルです。初心者でも描きやすいコツやよくある失敗例の改善策をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
ウェーブ髪はS字のようにうねった毛束がいくつも重なってできています。しっかり巻かれた髪の場合は、毛束の表面と裏面が交互に見えるのが特徴です。毛束が手前から奥へと層になることで立体感が生まれます。
また、巻き方の強弱によって印象が変化します。ゆるいウェーブは毛束が太めで少なく、主に毛先が中心にウェーブがかかり、ナチュラルで優しい雰囲気になります。反対に、しっかりしたウェーブは細めの毛束が多く、耳あたりから全体にウェーブがかかるので華やかさを演出したいときにおすすめです。
まず、髪全体のシルエットをラフに描き、どの部分にどれくらいの強さでウェーブをかけるのかをイメージします。大きめのS字カーブを意識して太めの毛束で描くとわかりやすいでしょう。毛束は手前から描き始め、奥の毛束を後から重ねることでレイヤーを作り、遠近感を表現しやすくなります。
線画を描く段階では、ウェーブの向きがすべて同じにならないように注意してください。隣り合う毛束は、少しカーブの向きを変えるだけで自然な流れが生まれます。また、S字のカーブの外側に三日月形を足すと、髪先がはみ出して立体感が増し、のっぺり感を防ぐことができます。
色塗りをするときは、まずベースカラーで髪全体を塗り、線画の色も髪色に合わせるとやわらかい印象になりやすいです。
影をつける際は、頭の丸みや毛束の重なりを考えながら、くぼんだ部分や奥まった部分をやや濃い色で塗ってメリハリを出しましょう。
最後に、頭頂部や毛束の山となる部分にハイライトを入れると、ツヤ感がアップし生き生きとした仕上がりになります。
ウェーブを描き込みすぎると、髪全体がボサボサになって情報量が多くなりがちです。初心者のうちは大きめの毛束を少なめにすることでバランスを保ちやすく、慣れてきてから細かい毛束に挑戦すると描きやすくなります。
逆に、ウェーブの向きがそろいすぎると、髪の動きが単調に見えてしまいます。そのため、隣り合う毛束のカーブを反転させたり、交互にずらしたりすると自然な流れを作れます。
色塗りの段階で、影をぼかしすぎて色ムラになったり、立体感が不足して平面的に見えてしまうこともあります。影の境界をある程度はっきりさせましょう。また、頭頂部や毛束の丸みを意識してハイライトを加えると、髪の質感が伝わりやすくなります。
ウェーブの太さや強さを変えるだけで、キャラクターの雰囲気を大きく変えられます。細くてゆるいウェーブならば普段使いのカジュアルなイメージを、しっかり巻いた華やかなウェーブならば、お嬢様やパーティーシーンにぴったりのゴージャス感を演出できます。
横顔を描く場合は顔周りの毛束の位置に気をつけ、耳にかけるかどうかでシルエットを変化させましょう。風になびくウェーブ髪を描く場合は、ウェーブをキープしながら髪を流す方向を決めるとダイナミックさが出ます。
動きをしっかり表現すると、イラストの迫力や臨場感が増すので、キャラクターを活き活きと魅力的に見せられます。
アタムアカデミーでは、ウェーブ髪の描き方を学べます。
アタムアカデミーでは、入塾前にイラスト講座を体験できるオンライン無料体験レッスンを行っています。講師とビデオ通話をしながら授業を体験していきます。
オンライン無料体験レッスンはiPadに必要なソフトをインストールし、applepencilを使って授業を行っています。iPadをお持ちでない方は、紙とペンでの体験もできます。
課題や制作した作品は講師とチャットやメールでやりとりをすることで共有を行います。兄弟でのご参加、お友達同士のご参加もOK。
オンラインであっても、対面型の教室と同じように学ぶことができます。
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