人物・キャラクターの描き方
初心者も簡単!汗のイラストの描き方
イラストを描く時に、キャラクターが運動や暑さで汗を描いている様子を描きたくなることがありますよね。今回は汗のイラストの基本的な描き方からシチュエーションによる描き分けを説明します。 汗を上手に描けるようになって、キャラクターの感情やシチュエーションをリアルに表現できるようになりましょう! 基本的な汗…
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今回はキャラクターの鼻のイラストの描き方をご紹介します。キャラクターの鼻はシンプルに見えて意外と複雑です。
ただ、鼻は顔の真ん中の大事なパーツなので、鼻の描き方を覚えるとイラストのバリエーションが増えます。ぜひ色んな鼻にチャレンジしてみて下さい!
鼻はほぼ軟骨から構成されています。
上のイラストのうち、緑色で表した部分が軟骨になっています。また、黄色で表した部分は軟部組織と呼ばれる部分で、他のパーツよりも皮膚が厚く硬くなっています。青色で表した部分は頭蓋骨で、軟骨との境を鼻の始まりの鼻根といいます。
先ほどご紹介した鼻根から始まり、一般的に鼻筋と呼ばれるところを鼻橋、鼻頭は鼻突、小鼻は鼻翼、鼻の穴は鼻孔といいます。
鼻全体の大きさと、鼻孔、鼻根の位置をざっくり考えてアタリをおきましょう。
鼻は鼻根から始まりますが、頭蓋骨と一続きになっていて目の周りは窪んでいるので、その影を表現するために眉間の辺りから描き始めます。
鼻突の高さと、眉間の出発点を決めて、鼻根と鼻孔を結ぶと、鼻の輪郭を描くことが出来ます。
このとき、右図のように、鼻根、鼻孔の位置は顔の真ん中ですが、眉間の位置は頭蓋骨のラインに沿っているので少し奥にずれることに注意が必要です。また、鼻突は真ん中でも違和感はありませんが、厳密には右図のように少しズレた位置になります。
デフォルメされた絵柄で表現するときは、鼻頭に光が当たっているイメージで線を細くしたり消すか、影を落とすなどで立体感を表現することが出来ます。
鼻をデフォルメして描く場合、左のようにあえて片側を省略することで、シンプルに立体感を表現することも出来ます。
右のようにシンメトリーで描く表現の仕方よりもシンプルに形を取りやすくなります。
光が当たって明るい所だけを強調して描いてしまったり、何となく線を置いてしまうと立体感が出なくなります。
あえてこのような描き方をする場合もありますが、リアルな絵柄を目指す場合は、鼻の構造や光源をしっかり確認してみましょう。
鼻の横幅は目頭と大体同じか少し小さいくらいです。
あまりに大きすぎたり小さすぎると違和感を感じて鼻に目がいってしまうようになるので、鼻の大きさは目頭のラインを気にしてみましょう。
逆に特徴的なキャラクターにしたい場合はあえてラインを無視しても大丈夫です。
鼻はどうしても存在感が出てしまうので、デフォルメキャラの場合はほぼ省略して描かれることが多いです。周りのパーツが多少リアルでも鼻は描かない絵柄も多くあります。
そのため、逆に鼻だけリアルだとどうしても違和感を感じてしまいます。
他のパーツのリアリティを上げるか、影をしっかりつけたい場合は他のパーツにも同じくらいの影を描きこむとバランスが取れます。
正面顔の場合は、先ほどご紹介したように片方だけ描きこむ方法や、鼻突の下だけ描くシンプルな描き方などがあります。
横から見た鼻は、眉間から顎を一直線に結んだ線の上に乗せるイメージで描くと描きやすいです。位置がつかみづらい場合は、図のように横に正面顔を描いてみると分かりやすいです。
人中(鼻と口の間の真ん中の線)まで描いてしまう方法や、眉間と鼻下の影を囲んで線で表現する方法などもあります。
顔は球体なので、下から見上げる煽りの構図では、横のラインはすべてカーブを描くことに注意しましょう。下を向いている鼻孔と眉間がよく見えるようになり、逆に上を向いている鼻橋は見えづらくなります。
煽りと同じように、横のラインはすべてカーブを描くことに注意してアタリを取ってみましょう。
俯瞰の場合は、煽りとは逆に鼻孔と眉間が見えづらくなり、鼻橋がよく見えるようになります。鼻の穴を描くときは、このイラストのように記号的につけるか、省略するか、影を落とすなどの描き方があります。
アタムアカデミーでは、鼻の描き方を学ぶことができます。
アタムアカデミーでは、入塾前にイラスト講座を体験できるオンライン無料体験レッスンを行っています。講師とビデオ通話をしながら授業を体験していきます。
オンライン無料体験レッスンはiPadに必要なソフトをインストールし、applepencilを使って授業を行っています。iPadをお持ちでない方は、紙とペンでの体験もできます。
課題や制作した作品は講師とチャットやメールでやりとりをすることで共有を行います。兄弟でのご参加、お友達同士のご参加もOK。
オンラインであっても、対面型の教室と同じように学ぶことができます。
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