
人物・キャラクターの描き方
初心者も簡単!バリエーション豊かなキャラクターの表情の描き方
キャラクターの表情は、眉や目、口、輪郭、シワなど、顔のパーツをどう組み合わせるかで大きく印象が変わります。また、キャラクターの表情が豊かになると、イラスト全体の魅力が一気にアップします。 そこで今回は、表情イラストの描き方を分かりやすく解説し、初心者の方でもすぐに描ける実践的なコツやアイデアを紹介し…
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この記事では、初心者でも簡単に描ける身体のイラストの描き方をご紹介します。人体のバランスやプロポーション、動きの表現などをマスターして、簡単にリアルな身体のイラストを描けるようになりましょう。
イラストを描くとき、全身のバランス比率を意識すると、より自然で魅力的なキャラクターが描けます。人物のバランスは「等身」によって変わりますが、例えば7頭身のキャラクターを描く場合、以下の比率が目安になります。
この比率を意識すると、全身のバランスが取りやすくなります。
また、下書き(アタリ)を描く際は、シンプルな形で捉えるのがコツです。
このように基本の形を使うことで、バランスを整えやすくなり、初心者でもスムーズに全身を描けるようになります。ぜひ試してみてください!
男性と女性の身体のバランスは大きく異なります。特に頭・肩・腰の比率を意識することで、より自然なシルエットを描くことができます。
男女のシルエットの特徴を意識すると、よりキャラクターらしい表現が可能になります。
このように、男女の体型の違いを理解し、バランスを意識して描くことで、キャラクターの個性がより際立ちます。
デフォルメイラストを描くときは、全体のバランスがとても重要です。特に、頭の大きさを基準にすると、キャラクターの等身を調整しやすくなります。
頭身を下げるほどシンプルな形になり、ポップで親しみやすいデザインになります。デフォルメのバランスを意識しながら、理想のスタイルを見つけてみましょう。
イラストを描く際、アタリの取り方はとても重要です。アタリの描き方にはさまざまな方法がありますが、自分にとって理解しやすいものを選ぶことが大切です。
アタリを描く際には、以下のようなシンプルな形を組み合わせると、バランスが取りやすくなります。
また、人によっては丸と線だけで描く方法や、丸と円柱を組み合わせる方法を使うこともあります。いろいろ試して、自分に合った描き方を見つけてみましょう!
横向きの身体を描く場合も、シンプルな形でアタリを取る基本は変わりません。
ポイントとしては、頭・肩・お尻をまっすぐ揃えるように意識してみましょう。こうすることで、バランスの良い横向きのポーズが描きやすくなります。
今回は、私がよく使っているアタリの描き方を使って、さまざまなポーズを描いていきます。
関節をつなげる際、三角形を意識すると自然なバランスになります。
線を使ってパースを取ることで、奥行きや動きのあるポーズを描きやすくなります。
立ちポーズを描く際は、重心がどこにあるかをしっかり考えましょう。
これらのポイントを意識することで、よりリアルでバランスの良いキャラクターを描くことができます!
横向きのポーズを描くときは、①背筋のラインを意識する、②肩の位置をチェックする、③全体のシルエットにメリハリを出す、といった3点を意識しましょう。
横向きに立つポーズを描く場合、まずは背筋のラインから捉えるとスムーズに進めやすいです。肩からお尻まで背中のラインが一直線に繋がるイメージを意識してみましょう。
背筋を伸ばした姿勢と猫背の姿勢では、横から見たときの肩の位置が大きく変わります。背筋を伸ばしていると肩は背中寄り、猫背のときはお腹側に寄る傾向があるので、これを意識して描き分けるとリアルな印象になります。
凸凹のシルエットを意識し、出る部分はしっかり出し、引っ込む部分はしっかり引き締めましょう。シルエットにメリハリつけることで、より魅力的な身体のラインを表現できます。
キャラクターの動きを表現するためには、アタリの位置を意識することが重要です。ここでは、動きを自然に見せるためのアタリの取り方を解説します。
最初に、ざっくりとキャラクター全体のカタチを描きましょう。
この段階では細かい部分を意識せず、大まかなポーズやバランスを確認することがポイントです。シルエットを把握することで、最終的なバランスがとりやすくなります。
次に、アタリを描いてポーズを具体化していきます。
これらを意識しながら、自分が線画を描くときに分かりやすいように調整していきましょう。
アタリが完成したら、線画を描いていきます。おすすめの描き方として、手前にあるパーツから描くと、距離感がつかみやすくなります。
アタリの状態で微調整しながら進めてもOKです。今回はこの段階で完成としていますが、アタリを残したまま描き進めるのもアリです。
身体を捻るようなポーズを描く場合は、①首から腰へのラインを先に描く、②背中面とお腹面をざっくり分ける、③振り返りのポーズは上半身のひねりを意識する、などを意識しましょう。
まずは首から腰にかけて一本のラインを引き、その流れを把握することでポーズ全体のバランスがつかみやすくなります。
描いたラインに合わせて背中側とお腹側に面を分けるイメージでアタリを取ると、身体の立体感が出しやすくなります。
腰の向きはそのままに、上半身だけを捻った形にすることで、自然な振り返りポーズが描けます。上半身のひねりを強調することで、動きのあるイラストに仕上がります。
初心者が子どもの身体を描くとき、「頭と身体のバランスがうまく取れず、子どもの身体に見えない」という失敗はよくあります。
以下のポイントを押さえれば、子どもらしいイラストを描けるようになります。
また、子どもの顔を描くときは、パーツを顔の中心に寄せて大きめに描きましょう。大人の顔はパーツをやや外側かつ小さめにするなど、配置やサイズを変えることで年齢差を表現しやすくなります。
身体のポーズや動きがどうしても難しいと感じたときは、まず実際の人物写真を模写してみるのがおすすめです。
「いいな」と思うポーズの写真を選んで、その形をしっかり模写しましょう。影の形も一緒に塗り込むと、色塗りの練習にもなり一石二鳥です。
さらに、自分でポーズをとった写真やデッサン人形にポーズをとらせた写真を参考にするのも効果的。リアルな動きを実感しながら描けるので、難しいポーズもスムーズに再現しやすくなります。
アタムアカデミーでは、身体の描き方を学べます。
アタムアカデミーでは、入塾前にイラスト講座を体験できるオンライン無料体験レッスンを行っています。講師とビデオ通話をしながら授業を体験していきます。
オンライン無料体験レッスンはiPadに必要なソフトをインストールし、applepencilを使って授業を行っています。iPadをお持ちでない方は、紙とペンでの体験もできます。
課題や制作した作品は講師とチャットやメールでやりとりをすることで共有を行います。兄弟でのご参加、お友達同士のご参加もOK。
オンラインであっても、対面型の教室と同じように学ぶことができます。
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