
パース・背景の描き方
初心者も簡単!お地蔵さんのイラストの描き方
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雪の背景イラストは、冷たく静かな印象を演出できるため、儚さや神秘的な雰囲気を引き出したいシーンにぴったりです。冬の場面はもちろん、切なさやドラマチックな印象を加えたいときにも活用できます。
今回は、初心者でも描きやすい雪の背景の描き方を紹介します。ぜひイラスト制作の参考にしてみてください!他の背景の描き方やテクニックについては、こちらの記事を参考にしてください。
雪の背景イラストを描くときは、大きく分けて「地面に積もった雪」と「空から降っている雪」の2種類をイメージすると、より雰囲気が出しやすくなります。ここでは、それぞれの特徴と描き方のポイントを解説します。
まず、地面が一面、白銀の世界になっている様子を思い浮かべてみましょう。
白銀の世界では、イラストのように、地面や屋根が雪で覆われて、やわらかな曲線を描いています。また、家や木の上面に雪が積もり、側面は雪がついていないことが多いです。
イラストに描く際にも、これらのポイントを意識すると、積雪シーンをリアルに表現できます。
今度は、小さな雪の粒がふわふわと舞い降りている光景を想像しましょう。
降っている雪は、雨のように一直線にはならず、白い丸の粒をばらまくように描きます。このとき、粒の大きさを変えることで、遠近感や立体感を演出できます。
自然な雪の降り方を表現できると、イラスト全体が冬らしく仕上がります。
冬のシーンを表現するなら、地面に積もった雪の描写は欠かせません。初心者でも簡単に描ける手順を紹介します。
まずは背景となる空を用意します。上部ほど濃い青、下部ほど薄い青になるようにグラデーションをつけると、冬の透明感が引き立ちます。
グラデーションの付け方は、スケッチブックの方はこちらの記事を、アイビスペイントの方はこちらの記事を参考にしてください。
画面の下の方に白色でゆるやかな山のようなラインを描きましょう。雪が積もった地面のやわらかい起伏を意識すると、自然な仕上がりになります。
先ほど描いた雪の山の下側に、スプレーブラシなどを使って影を入れます。黒やグレーよりも空色に近い水色を選ぶと、透明感のある雪の質感が表現しやすいです。
同じ手順で、さらに奥の方にも雪の山を描きます。山ごとにレイヤーを分けると、影の調整がしやすくなり、背景に奥行きが生まれます。
杉や松といった細い葉を持つ木や、葉が落ちた木を配置してみましょう。遠近感を出すには、遠くの木を小さく描き、透明度を下げるのがおすすめです。
粗い水彩系のブラシを使い、木の葉や枝の上に白をちょんちょんと置きます。葉や枝が少し見えるように隙間をつくると、自然な積雪表現になります。
丘の上にシンプルな家を描いてみましょう。全体を緑で塗り、窓やドアを濃い緑や黄色で加えると、ぱっと目を引くアクセントになります。屋根を白くすれば、雪が積もっている様子を表現できます。
窓やドアの上側にも少し雪を重ねると、よりリアルな積雪を演出できます。屋根の上の雪部分に薄い緑のグラデーションで影を入れると、さりげないオシャレ感が加わります。
最後に、空に冬っぽい雲をプラスします。明るい緑がかった色味をほんのり加えると、澄んだ冬空の雰囲気が高まります。雲をかすれた細長い形にすると、夏の入道雲のようにならず、冬らしい演出になります。
先ほどの雪の背景イラストに、足跡をプラスしてみましょう。足跡があるだけで、人の気配や物語を感じさせるシーンに早変わりします。ぜひ試してみてください。
まずは家に向かって足跡を配置しましょう。まるで誰かが家へ帰ろうとしているようなシーンが演出できます。
足跡をつける位置や大きさをイメージしながら、左右の足が交互に並ぶようにデザインしましょう。近くにある足跡は大きく、遠くのものは小さめに描くと、自然な遠近感が出せます。
雪面に足が沈んだ部分は、光の当たり方によって陰影が生まれます。足跡の内側を白で塗ることで、周囲とのコントラストをつけ、足跡のへこみを表現できます。少しムラを出すように塗ると、リアルさがアップ。
最後に、足跡全体の透明度を調整して完成です。
シーンやストーリーに合わせて表現を変えてみましょう。
積もった雪の背景イラストをさらに盛り上げたいなら、雪が降っているシーンを描き足すのがおすすめです。ここでは、夜の雰囲気にアレンジする方法や、雪の結晶を活かした表現のコツを紹介します。
すでに完成している積雪シーンをベースに、降っている雪をプラスしましょう。背景の色味を紫寄りに調整すると、夜の神秘的な雰囲気を演出できます。木を真っ白に変えてみるのも、冬らしいアレンジのひとつです。
空全体に、小さい白い丸をランダムに配置します。大きさをバラバラにすることで遠近感が生まれ、自然な雪の降り方に見えます。
別のレイヤーを用意し、先ほどより大きめの白い丸を描き、透明度を下げてみましょう。カメラの玉ボケ写真のようなキラキラ感が加わり、ドラマチックな雰囲気がアップします。
さまざまな形の結晶を描き足します。実際の雪の結晶は小さいものですが、大胆に大きめに描くと、幻想的で印象的な仕上がりに。イラスト全体の華やかさがぐっと高まります。
雪の結晶の描き方は、「初心者も簡単!雪の結晶のイラストの描き方」を参考にしてください。
アタムアカデミーでは、雪の背景イラストの描き方を学ぶことができます。
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オンライン無料体験レッスンはiPadに必要なソフトをインストールし、applepencilを使って授業を行っています。iPadをお持ちでない方は、紙とペンでの体験もできます。
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