イラストノウハウ
人物・キャラクターの描き方

初心者も簡単!6頭身キャラクターイラストの描き方

  • 描き方

この記事では、初心者でも簡単に実践できる6頭身キャラクターの描き方を、基本的な比率から構図、アタリ、線画、色塗り、仕上げのコツまで解説します。

頭身比率とバランスの取り方は、初心者も簡単!イラスト・キャラクターの頭身比率とバランスの取り方の記事でも詳しく解説しています。

6頭身キャラクターの魅力と特徴

6頭身キャラクターの最大の魅力は、リアルな頭身(7〜8頭身)とデフォルメ(2〜4頭身)の中間に位置するバランスの良さです。 表情の可愛らしさを保ちつつ、手足が長くなるため、以下のような表現が得意です。

  • ダイナミックなポージング
  • 衣装のデザインやシワの表現
  • スタイリッシュな雰囲気の演出

6頭身のバランスを最も簡単につかむための基本的な比率は、頭1:上半身2:下半身3です。

  • 頭:1
  • 上半身 (首の付け根〜股下):2 (頭2つ分)
  • 下半身 (股下〜足先):3 (頭3つ分)

この比率を覚えておけば、全身を描くときに大きなバランスの崩れを防げます。 もし上半身だけを描く場合(バストアップやウエストアップ)は、頭1:上半身2の比率を意識して描きましょう。ただし、頭が大きくなりすぎないように注意してください。

6頭身キャラクターを描くときのポイント

6頭身はデフォルメキャラ(2〜4頭身)と比べて手足が長く、関節の可動域もリアルに近くなります。そのため、簡単なポーズから難しいポーズまで、様々なポージングに挑戦できるのが特徴です。

描きたいキャラクターの性格やシチュエーションに合わせて、魅力的なポーズを考えてみましょう。

6頭身キャラクターの描き方

ここからは、実際に6頭身キャラクターを描く手順を解説します。今回は「ネコ・チャイナ」をテーマにしたキャラクターを例に進めます。

6頭身キャラクターの構図の作り方

全身イラストを描くとき、構図は非常に重要になります。6頭身キャラクターの場合、三角形構図を意識すると、キャンバス内にバランスよく収めることができます。

キャラクターの頭頂部と、両足(またはポーズで広がった部分)を結んで三角形を作るイメージで構図を作りましょう。 キャンバスのサイズに合わせて、キャラクターが最も魅力的に見える配置を探してみてください。

6頭身キャラクターのアタリの取り方

次に、描きたいテーマに合わせて、キャラクターの全身のアタリを取っていきます。

今回のテーマは「ネコ・チャイナ」なので、以下のような要素をアタリの段階で考えます。

  • ネコっぽいポーズ:少し背中を丸めたり、しなやかな動きを意識したポーズ
  • ネコっぽい表情:やんちゃな、あるいはクールな表情
  • チャイナ服:ポーズやキャラクターの体型に合わせたデザイン

6頭身キャラクターの線画の描き方

アタリを元に、キャラクターの線画を描き起こします。 線画を描く時は、線にメリハリ(強弱)をつけると、イラストのクオリティが一気に上がります。

線画を太く描く所

  • 手前にある部分(例:前に出した手、こちら側の髪の毛)
  • 目立たせたい部分(例:顔の輪郭、目のフチ)
  • 影になる部分(例:アゴの下、服の重なり)

線を細く描く所

  • 奥にある部分
  • 目立たせたくない部分(例:服の細かいシワ)

このように強弱をつけることで、立体感や存在感が出ます。線画の描き方は、初心者も簡単!キレイな線画の描き方でも詳しく解説しています。

6頭身キャラクターの色の塗り方

まずはキャラクターの配色を決め、ざっくりと色を置いていきます。 色選びに迷ったら、以下の3色を決めるとまとまりやすくなります。

  • メインカラー:最も面積が広い色(例:今回のオレンジ)
  • サブカラー:メインを補佐する色(例:茶色)
  • アクセントカラー: 視線を引きたい場所(目や小物など)に使う色(例:濃い緑色)

色選びの基本は、初心者も簡単!配色・色選びの基本で解説しています。

ベースの色が塗れたら、模様などを描き込みます。 テーマにしているモチーフ(今回はチャイナ)があるので、ここで模様として落とし込みます。チャイナ服らしさを出すために、上半身の服に少し複雑な柄を入れてみました。

次に、ハイライトを描いて立体感を出します。

  • :服のシワや、体の重なる部分を意識して影を落とします。
  • ハイライト:光源を意識して入れます。キャラクターのフチ(輪郭)に沿って「周り込みのハイライト」を少し入れると、存在感が増すのでオススメのテクニックです。

最後に、線画の色を周りの色に馴染ませます。 真っ黒な線のままだとイラストが硬く見えがちですが、線画の色を調整する(例:肌の線は肌色に近い色、髪の線は髪色より少し暗い色)ことで、絵全体が柔らかく馴染みます。

6頭身キャラクターの仕上げ方

最後に、描いたキャラクターイラストを切り取って、一枚絵に仕上げてみましょう。

まず、「三角構図」を意識して切り取って(トリミングして)配置します。こうすることで、画面全体のバランスが良くなり、安定感が出ます。キャラクターが引き立つ構図を考えて、大きく傾けたりしてみましょう。

次に、背景の色を塗っていきます。 背景の色は、キャラクターが引き立ち、かつ馴染みやすい色を塗ってみてください。例えば、キャラクターが暖色系なら、背景は寒色系にするなど、補色を意識するのもオススメです。

最後に、キャラクターにフチをつけて目立たせたり、全体の色味を調整(カラーバランス)すれば、6頭身キャラクターのイラストの完成です。

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