
特殊効果・テクニック
初心者も簡単!Y2K・平成ポップなイラストの描き方
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光の描き方を工夫するだけで、同じイラストでも立体感を増したり、雰囲気をがらりと変えたりすることができます。今回は、光と影の基本的な描き方から、さまざまな応用表現まで紹介していきます。
アイビスペイントを使った光の表現方法は、【アイビスペイント】光を演出する方法の記事も参考にしてください。
光や影を描くことで、イラストを魅力的に見せることができます。光や影がもたらす主な効果を紹介します。

光によって影が生まれることで、物の形や表面の凹凸がはっきりと分かり、イラストが立体的になります。
光の当たり方や色、強さなどを工夫すると、イラストの雰囲気を変えることができます。例えば、赤や黄色の光をやわらかく当てると、イラストが温かみのある雰囲気になります。
光が当たる方向によって、キャラクターの表情が変わり、感情を豊かに表現することができます。例えば、キャラクターの顔に真横から光が当たっていると、キャラクターの強い意志を表現できます。また、キャラクターの下から光が当たると、怖さを表現できます。
美しい光と影を描くためには、まず基本的な3つの要素を理解することが大切です。
光を描くときに最初に考えるのが、「どこから光が差しているか」です。光が当たる方向(光源)を考えずに光を描くと、不自然でまとまりのない印象になってしまいます。

表現したいことに応じて、光の質を使い分けましょう。光には硬い光と柔らかい光があります。

硬い光
光と影の境目がはっきりしていて、影が濃く見える光です。(例:晴れた日の日差し、スポットライト)
柔らかい光
影がぼんやりと薄く見える光です。(例:曇りの日の光、ランプシェードを通した光)
光は当たる向きによって、直接光と間接光に分けられます。

直接光
光源からまっすぐに当たる光のことです。直接届く光なので、明るくはっきりと見えます。
間接光
光源以外のもの(壁や天井、地面など)に当たって跳ね返った光のことです。間接照明をイメージすると分かりやすく、反射する表面の色の影響を受けることが特徴です。
光を表現するときに重要なのが、かげの描き方です。
「かげ」には、「影(シャドウ)」と、「陰(シェード)」があります。
影(シャドウ)
物によって光が遮られて、地面や壁などにできるかげのことです。物体のシルエットとしてはっきり見えるのが特徴です。
陰(シェード)
物体そのものにできる、光が当たっていない暗い部分のことです。立体感を出すために不可欠です。

物体にはこれら2つの「かげ」ができることを意識しましょう。実際にかくときには、以下のポイントをおさえましょう。
影の描き方は、初心者も簡単!イラストの影の付け方の記事を参考にしてください。
シチュエーションによって光の当たり方を使い分けましょう。今回はキャラクターの顔を元に紹介します。
順光やサイド光は、もっとも基本的な光の当たり方です。
順光はキャラクターの顔の正面から光が当たっている状況で、キャラの顔がはっきり見えます。サイド光は横から光が当たり、立体感が際立ってドラマチックな印象になります。

例えば、顔の上から光が当たる場合は自然な印象に、下から光が当たる場合は不気味な印象を与えるなど、同じサイド光でも光源の高さによって雰囲気が大きく変わります。
光源がキャラクターの後ろにある状況です。逆光を描くときは、全体を暗い色で塗り、レイヤーを乗算モードに変えましょう。輪郭部分を消しゴムで消すだけで、簡単に逆光を表現できます。

このように、輪郭にできる光を「リムライト(輪郭光)」といいます。キャラクターのシルエットを際立たせる効果があります。さらに髪の外側に環境にあった光(昼の外なら水色)をフワッと塗ると、透明感を出すことができるのでおすすめです。
アイビスペイントを使った逆光の描き方は、こちらの記事を参考にしてください。
木漏れ日のように光が差し込んでいる様子は、光そのものではなく、まず影を描くことで効果的に表現できます。

例えば、キャラクターに落ちる葉っぱの形をした陰(シェード)を描き、その隙間に光が差し込んでいる様子を描き加えることで、自然な木漏れ日が完成します。
地面や壁に当たった光が反射して、キャラクターにあたることがあります。この時、壁などの色と同じ色の光をキャラクターに入れると、背景とキャラクターをなじませることができます。
他にも、服の色が髪に反射するなど、さまざまな反射を考えて色をつけるとイラストを華やかにすることができます。

最後に、魔法の光から金属の質感まで、イラストのクオリティを向上させるための、特殊な光の表現方法を解説します。
オブジェクト自体が光を放っているような表現は、以下の手順で作成できます。

発光表現を使ったネオンの描き方記事も参考にしてください。
光の描き方を工夫することで、さまざまな物質のリアルな質感を表現することが可能です。
硬質で鋭い金属の光沢は、光のコントラストを意識することがポイントです。
まず、ベースとして、金属全体を固有の色(例:黄土色)で塗ります。
次に、光源と反対側に濃い影を入れ、立体感を強調します。最も光が強く当たる部分(ハイライト)を、白ではっきりと描き込みます。
ハイライトを描いたレイヤーのブレンドモードを「加算(発光)」に設定します。仕上げに、周囲の環境光を反射している様子(反射光)も描き加えることで、リアルさが格段にアップします。

アイビスペイントを使った金属の光沢表現やスケッチブックを使った金属の塗り方の記事も参考にしてください。
光の表現を使って、宝石を魅力的に描くには、透明感と仕上げが肝心です。
まず、線画の色を真っ黒のままにせず、宝石の色に合わせた濃い色に変更することで、硬質な透明感が生まれます。
宝石のレイヤー全体に、ブレンドモードをリニアライトに設定したレイヤーを重ね、宝石の色で塗りつぶすと、深みと一体感が増します。
さらに、ブラシツールなどでグリッター(光の粒)を散りばめるように加えると、光が乱反射しているような、より複雑な輝きを演出できます。

光をつかった魅力的な宝石を描きたいときは、宝石の描き方の記事も参考にしてください。
水面の揺らぎや透明感は、光の泡で表現できます。
まず、水面に白で波の泡立ちを表す大小の円を描き、バランスよく配置します。描いた白い円のレイヤーを複製し、水の色より少し濃い色に変え、影として少しずらして配置します。
白い円のレイヤーをさらに複製・ぼかし加工することで、泡が光っている様子を表現します。最後に、画面のところどころに小さな光の点を散らすと、より自然なきらめきが生まれます。

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