
人物・キャラクターの描き方
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2頭身キャラクターの描き方にはいくつかのポイントがあり、それさえ押さえれば誰でもバランス良く、魅力的なイラストを描くことができます。
この記事では、イラスト初心者の方に向けて、かわいい2頭身キャラクターの描き方を解説します。構図の決め方からアタリの取り方、色の塗り方、そしてキャラクターをより魅力的に見せる仕上げのコツまで、イラストが完成するまでの手順を分かりやすくご紹介します。
参考記事:初心者も簡単!ミニキャラ・ちびキャラのイラストの描き方
2頭身キャラクター(SDキャラクター)は、頭が大きく身体が小さい、丸みのあるフォルムが特徴です。その愛らしい見た目が、キャラクターに親しみやすい印象を与えます。
デフォルメされたデザインは、アクリルスタンドやステッカーといったキャラクターグッズでも幅広く活用されており、非常に人気があります。
イラストを描く際でも、複雑な頭身バランスを気にせず、キャラクターの特徴や表情に集中して描けるため、初心者にとって非常に親しみやすいのが特徴です。

参考記事:初心者も簡単!イラスト・キャラクターの頭身比率とバランスの取り方

実際の描き方に進む前に、キャラクターをより魅力的に見せる頭と身体の具体的なコツを押さえておきましょう。
2頭身キャラクターの頭をかわいく描きたいときは、次のポイントに気をつけてみてください。
また、眉をしっかり描くことで、どんな表情をしているかが読者に伝わりやすくなるのでオススメです。

身体を描くときは、アルファベットのAの形(末広がり)をイメージしていきましょう。
2頭身キャラクターのイラストでは、ウエストのくびれを作らず、下にふんわりと広がるイメージで描くのが可愛さのポイントです。逆にメリハリをつけた体型にすると、アメコミ的なスタイリッシュな雰囲気になります。また、手足の先などを丸みを帯びた形にすることで、より愛らしい印象が増します。

今回は「ウサギ」をテーマにキャラクターをデザインし、実際に2頭身イラストを描く手順を解説します。
2頭身キャラクターを描くときは、画面の中央に配置する円形構図(日の丸構図)がオススメです。キャラクターが引き立ち、バランスが取りやすくなります。
参考記事:初心者も簡単!図形で考える構図の描き方(円形構図・三角形構図・対角線構図)
また、2頭身キャラクターは頭が大きいため、キャンバスの上側にスペースが足りなくなりがちです。あらかじめ上下左右に少し広めの余白を残すことを意識して、キャンバスの真ん中に大きな丸を描くことから始めてみましょう。

次に、2頭身キャラクターのアタリを取っていきます。2頭身キャラクターをバランス良く描くためには、最初のアタリの段階で、思い切ったデフォルメを意識することが大切です。
2頭身キャラクターの身体の形状は、頭の大きさを基準にして、同じくらいのサイズ(1:1)で身体の丸を描きましょう。このとき、首はあえて描かない(またはごく短くする)ようにすると、頭と身体が自然に繋がってモチモチとした可愛いフォルムになります。身体の形はシンプルに描くのがポイントです。
顔のアタリでは、横のセンターラインを少し下げ気味に引き、目の位置が顔の下半分を占めるような比率を意識してみてください。おでこを広く、パーツを下に集めるのが、ミニキャラらしい愛らしさを表現する基本テクニックです。
また、ウサギの耳のようなチャームポイントは「ちょっと大げさかな?」と思うくらい大きめにアタリを取っておきます。逆に、洋服のシワや手足の複雑な構造は思い切ってシンプルに引き算することで、主役であるキャラクターの個性がパッと引き立つようになります。

アタリをもとに、キャラクターの線画を描き起こします。
線画を描く際、立体感(存在感)を出したい場合は、「外側は太く、内側は細く」が基本です。具体的には、以下のように線の太さを使い分けてみましょう。
外側の線をしっかりと太く描くことで、小さな2頭身でも背景からキャラクターが力強く際立ち、シールやアクリルスタンドにした際にもシルエットが綺麗に見えます。
逆に、内側の線は太くしてしまうと、小さな身体の中が線でごちゃごちゃしてしまいます。服のシワなどをあえて細めに描くことで情報量が整理され、一番見せたい「顔」へと自然に視線が誘導されるようになります。デジタルソフトで描く場合は、ペンのサイズ設定を変えたり、筆圧を意識して強弱をつけてみてください。
参考記事:初心者も簡単!キレイな線画の描き方

線画が描けたら、次に色塗りを行います。
まずはパーツごとにざっくりと色を分けていきます(ベースカラーを塗ります)。今回はメインカラーをピンク、サブカラーを青紫、アクセントカラーをオレンジで塗っていきます。
メインカラーのピンクを髪色・顔の色で塗り、サブカラーの青紫を服に塗ります。アクセントカラーのオレンジは、2頭身キャラクターのヘアピンに塗ります。
ピンクと青紫の組み合わせは、色が喧嘩せず自然とまとまりやすい組み合わせです。そのため、2頭身キャラクターのゆるかわいい雰囲気を表現できる配色として、今回はこの色の組み合わせを採用しました。
参考記事:初心者も簡単!配色・色選びの基本

色分けができたら、瞳のハイライトや服の模様などを描き込みます。複雑なデザインのキャラクターを描く場合でも、一部の飾りを省略するなど、情報を整理してシンプルにまとめるのがポイントです。

次に影を塗って立体感を出します。
2頭身キャラクターにおいて、最も目立ち、魅力を左右するのは顔(表情)です。そのため、顔周りの影は控えめにし、表情が明るく見えやすいようにするのがコツです。
参考記事:初心者も簡単!顔の影の付け方
一方で、身体や服の影は、大きく・シンプルに捉えます。
服の細かいシワをすべて描き込むと、情報量が多くなりすぎて頭身の低いポップな雰囲気に合いません。身体をシンプルな円柱や球体として捉え、影の面積を大きくざっくりと塗っていきます。
今回のケースだと、キャラクターのお腹を中心に大きな落ち影を作るだけで十分な立体感が出ます。
参考記事:初心者も簡単!イラストの影の付け方

最後に、光が当たる部分にハイライトを入れます。2頭身キャラクターは、以下のポイントを押さえてハイライトを入れると可愛く仕上がります。
ただし、服のシワや小物など、全体にハイライトを入れすぎると、2頭身特有のシンプルな良さが失われます。ハイライトは、一番目立たせたい顔周りを中心に、ポイントを絞って入れましょう。今回は、顔周り以外にはハイライトを入れず、視線を顔に誘導するようなイラストにしています。
参考記事:初心者も簡単!ハイライトの描き方

キャラクターが描けたら、背景を追加して仕上げましょう。
2頭身キャラクターのイラストには、シンプルな背景がよく合います。おすすめの背景は、単色塗り、水玉やストライプなどの簡単な柄、キャラクターの後ろに円や星などの図形を配置するシンプルな背景です。
背景の色も、キャラクターのメインカラーと同系色の薄い色にするか、補色(反対色)を選ぶと画面がバランスよくまとまります。今回は薄いピンクで格子柄のシンプルな背景を採用しました。
さらに、キャラクターの周りを白い線で縁取ると、よりキャラクターが引き立ち、まとまりのあるイラストになります。

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アタムアカデミーのオンラインイラスト教室では、2頭身キャラクターの描き方を学ぶことができます。
構図の決め方からアタリの取り方、色の塗り方、そしてキャラクターをより魅力的に見せる仕上げのコツまで、2頭身キャラクターのイラストの描き方の基本から応用まで、講師とやりとりしながら練習できます。


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