
特殊効果・テクニック
初心者も簡単!立体感のあるイラストの描き方
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今回は、初心者でもさらっと描ける、ゆるくてかわいいお正月イラストの描き方をご紹介します。
お正月の定番である鏡餅は、丸や楕円形、四角形を組み合わせるだけで簡単にアタリを取ることができます。
まずは大小の丸を重ねてお餅を描き、その下に四角形で台座を描き足してみましょう。このとき、線をきっちりと引くのではなく、少し太めに、あえて揺らぐように描くと、手書き特有のゆるい雰囲気が出てかわいらしく仕上がります。
配色は、派手な色よりも少し彩度を落とした落ち着いた色を選ぶと、大人っぽくおしゃれな印象になります。

門松を描くときは「竹・松・梅」の3つの要素を意識しましょう。
一緒に扇や飾り紐などを添えると、さらにお正月らしい豪華な雰囲気になります。色は深みのある緑や赤など、和風の落ち着いた色合いがおすすめです。

玄関を彩る「しめ飾り」は、難しそうに見えますが、実は単純な図形の組み合わせです。
メインとなる「しめ縄」の部分は、ドーナツ型の二重丸を描き、そこに円を巻きつけるようなイメージで斜線を描いていくと、縄のねじれた感じが簡単に表現できます。
装飾には、お正月らしい縁起物を描いてみましょう。
これらの中から好きなモチーフを組み合わせて配置するだけで、オリジナルのしめ飾りが完成します。

だるまを描くときも、まずは中心線を一本引いておくと左右のバランスが整って描きやすくなります。
だるまの全体の形は、真ん丸よりも少し重心を下げた丸みのあるしずく型をイメージして描いてみてください。顔のパーツである眉や髭は、思い切って太く描くほど、愛嬌があって可愛らしい印象になります。
色は赤が定番ですが、実は決まりはありません。だるまは縁起物ですので、金運なら黄色、恋愛運ならピンクなど、叶えたい願いに合わせて好きな色を選んでみるのもおすすめです。
リアルなだるまの描き方は、初心者も簡単!だるまのイラストの描き方で解説しています。

おめでたい初日の出と富士山も、簡単な図形でイメージを掴みましょう。初日の出は丸、富士山は台形でアタリをとっていきましょう。
日の出の位置は自由に変えて構いませんが、富士山の上あたりに配置すると、正面性が増してインパクトのある構図になります。和風な雰囲気を足したいときは、楕円をいくつか組み合わせた雲を横に添えてみてください。
色を塗るときは、単色で塗りつぶすのも良いですが、日の出や富士山にグラデーションを活用すると、より日の出らしい華やかさが演出できるのでおすすめです。

梅の花を描くときは、アタリとなる丸を十等分するイメージで花びらの位置を決めていくと、バランス良く仕上がります。
中心にあるしべの描き方ひとつで表情が変わるので、点々で描いたり、線で描いたりと、好きな形を選んでみてください。
お正月のイラストとして描くなら、花の色は定番の白色や、ピンク寄りの鮮やかな赤色(紅梅)を選ぶと、画面がパッと華やぐのでおすすめです。
リアルな梅の花の描き方は、初心者も簡単!梅の花のイラストの描き方でも詳しく解説しています。

椿を描くときは、いくつかの丸を組み合わせて、花全体のボリュームを出していくと描きやすくなります。
リアルなイラストのように花びら一枚一枚を分けて描くのも良いですが、あえて花びらの境目を無くしてシルエットで描くと、ゆるい雰囲気のおしゃれなイラストになります。
配色は、少し深みのある赤や濃い緑など、落ち着いた色を選んでみましょう。ぐっと和風で上品な雰囲気が高まります。
リアルな椿の描き方は、初心者も簡単!椿のイラストの描き方を参考にしてください。

2026年の干支は「午(うま)」です。干支のイラストを描くコツは、とにかく丸みのある柔らかい線を意識することです。
馬の置物を描くときは、まずは四角形で全体の形を取ってみてください。そこから角を削るように丸めていくと、コロンとしたフォルムが描きやすくなります。背中には鞍(くら)、口元には紐などの飾りを描き足すと、一気に縁起物らしさが増します。
飾りの模様には、お正月らしく梅や松、あるいは紅白などのめでたい色や柄を選んでいきましょう。

干支の全身を描くのが難しい場合は、顔だけのアイコンもおすすめです。干支のアイコンも丸みのある柔らかい線で描いていきます。
馬の顔を描くときは、下が少し広がった台形や四角形で全体のアタリをとるとスムーズです。耳の形はシンプルな三角形でちょこんと乗せてみましょう。
ポイントは、馬の顔の中に模様を描くことです。ぶち模様を入れたり、色を変えたりすることで、馬らしさが出ると同時に、その馬だけの個性を出すことができます。
馬の描き方については、初心者も簡単!馬のイラストの描き方の記事でも詳細に解説しています。

お正月の装いである着物姿は、シルエットを意識すると描き分けやすくなります。
全体のシルエットが、台形のように裾に向かって外に広がるイメージで描きましょう。袴の上に、ポンポン(羽織紐)がついた羽織を描くとお正月らしさが出ます。さらにフォーマルにするなら、胸元に家紋を入れた「紋付き袴」にするのも良いでしょう。
参考記事:初心者も簡単!袴のイラストの描き方

全体のシルエットが、長方形のように、内側にストンとまとまるイメージで描いてみてください。帯の位置を少し高くすると可愛らしくなります。髪飾りや着物の柄には、梅や椿などの花柄を取り入れ、赤やピンク、オレンジなどの暖色系で華やかに仕上げましょう。
参考記事:初心者も簡単!着物のイラストの描き方

独特な羽子板や羽根の形を描くときは、最初に中心線を一本引いておくと、左右のバランスがとりやすくなります。
羽根の部分は、下が尖っている雫(しずく)型をイメージして描いてみてください。黒い玉の部分を中心線上に配置すると安定感が出ます。
羽子板の柄や板面には、梅の花や富士山などのお正月らしい柄を描き込みましょう。色は赤や黄色など、パッと目を引く華やかな色を使って塗ると、紙面が明るくなります。

こまを描くときも、羽子板と同様に、中心線を取ると軸がブレずに描きやすくなります。
こまの上面になる楕円形は、多少歪んでいても構いません。パッと見て違和感がなければ、手書きの味になります。あまり神経質にならず、気楽に描いてみましょう。
本体に縞模様を描いたり、躍動感のある紐を描き加えたりと、自由にアレンジを楽しんでみてください。

おせち料理は、「重箱」という箱を描いてから、中に具材をパズルのように詰めると描きやすくなります。
重箱は立方体を意識し、一点透視図法(奥に向かって小さくなる)で描くと立体感が出ます。
具材は詰めたい具材を簡単な形で捉えて描きましょう。
赤、黄色、黒など色鮮やかに塗り分けると、豪華でおいしそうな見た目になります。

イラストに添える「賀正」や「迎春」などの文字を書くとき、バランスをとるのが難しいと感じる場合は、書きたい文字の見本を横に置くか、紙の下に敷いて透かすようにしてなぞると、デザインを考えやすくなります。
筆ペン(または筆ペン風のツール)を使うのがおすすめです。線の太さに強弱がつき、ゆるっとしたお正月らしい文字になります。全体的に角を丸めるイメージで描いてみてください。「賀」の口の部分などを、ワンポイントで赤や金色に変更すると、デザイン性が高まります。

「迎春」を書く場合は、文字全体の線の流れを意識しましょう。全ての線が同じ方向に流れると、単調でまとまりのない文字になりがちです。線が内側に向くところ、外側に流れるところなど、文字の重心を意識しながら流れを作っていくと、動きのある生き生きとした文字になります。

ここまで、紹介したパーツを組み合わせて、オリジナルの年賀状をデザインしてみましょう。
画面を左右(または上下)に分け、片側に大きくイラスト(干支や門松)、もう片側に「あけましておめでとうございます」などの文字を配置すると、すっきりまとまります。
参考記事:初心者も簡単!代表的な構図の描き方(二分割構図・三分割構図・S字構図)

小さな梅やこま、羽根などのパーツを背景の余白に散りばめると、賑やかで楽しい雰囲気になります。ぜひ、余白を生かしながら自由に配置を楽しんでみてください。

アタムアカデミーでは、お正月のイラストの描き方を学ぶことができます。


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