イラストノウハウ
パース・背景の描き方

初心者も簡単!川のイラストの描き方

  • 描き方

この記事では、イラスト初心者の方でも簡単に実践できる川のイラストの描き方をわかりやすく解説します。

アタリの取り方から、線画のコツ、岩や草の描き方、水面の色の塗り方、デジタルイラストならではの仕上げ加工まで網羅しています。自然で魅力的な風景イラストを描きたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

その他の背景の描き方:初心者も簡単!背景のイラストの描き方

川のアタリの取り方

まずはざっくりとアタリを取って、イラスト全体の構図を決めていきましょう。

川は、奥から手前に向かって流れるパース(遠近感)を意識して描いていきます。 また、流れる川以外の背景(陸地や森など)は、奥・真ん中・手前の3つのブロックに分けて考えると、空間を把握しやすく描き進めやすくなります。

さらに、この段階で色も付けてアタリを描き進める(カラーラフを作成する)のもオススメです。

最初からざっくりと色をつけることで完成イメージが固まり、その後の作業に迷いがなくなります。

川の線画の描き方

アタリができたら、川の線画を描いていきます。背景を描くときはすべての輪郭をきっちりなぞる必要はありません。

線画は、物の境界線をはっきりさせたい所だけを描くようにしてみてください。特に、手前に近いもの(近景)や、シルエットを目立たせたい岩の形などを中心に描き込むのがコツです。手前と奥で線の描き込み量を変えることで、自然物らしい立体感や空気感が生まれます。

参考記事:初心者も簡単!キレイな線画の描き方

川の色の塗り方

ここからは、アタリの時に塗った色をベースに、本格的に川の色を塗っていきます。

全体のベース色をざっくりと塗る

最初は細かい部分を気にせず、全体の色のイメージを固めていく形で、ざっくりとキャンバス全体を塗ってみてください。

面を意識して岩のゴツゴツ感を塗る

次に、川岸の岩を塗り込んでいきます。岩を塗るときは、自然物らしいゴツゴツとした硬い質感をイメージしましょう。平面的にならないよう、立体の「面」を意識して塗るのがオススメです。

岩の上に草や苔を描き足す

岩のベースができたら、岩の上に生えるイメージで草や苔を描いていきましょう。

ペイントソフトの粗い水彩ブラシ草が描けるテクスチャブラシなどを使うと初心者でも簡単に描けます。また、奥の景色よりも手前の方を細かく描き込むことで、イラスト全体の前後感(空気遠近法)をより強調することができます。

参考記事:
【スケッチブック】ブラシツールの基本操作と設定・整頓の方法
【アイビスペイント】基本ツール・基本機能の使い方

川面に環境色と反射を塗る

周りの自然が描けたら、メインとなる川の水を塗り込んでいきましょう。

川の端(岸辺)に、水面に反射する周りの景色(岩や木々など)を塗りつつ、全体をざっくりと塗っていきます。

川の色は単なる水色ではなく、周りの環境色(空や森の色)に合わせて塗るのが自然に見せるポイントです。今回は「森の中の川」を想定し、少し彩度の低い水色で塗っています。

水面の境界線をぼかして馴染ませる

ざっくりと川の色を塗れたら、色の境界線をぼかして水面を馴染ませていきます。綺麗にぼかすときのポイントは、横方向にジグザグと筆を動かすことです。これにより、水面特有の自然な揺らぎを表現できます。

ハイライトで川の流れと勢いを描く

最後に、明るいハイライトカラーを使って川の流れを描き込んでいきます。場所によって水の動きを変えるのがリアルに描くコツです。

  • 奥側(勢いがある部分):奥から手前へ向かう、直線の流れを描く
  • 手前側(流れが穏やかな部分):横方向にジグザグとした穏やかな波を描く

水の動きがイメージしづらい時は、実際の川の写真を資料として観察しながら描いてみましょう。

参考記事:初心者も簡単!水・水滴のイラストの描き方

川のイラストの仕上げ方

最後に追加のハイライトを入れたり、イラスト全体の色味を調整したりすれば川のイラストの完成です。

今回はデジタルイラストならではのレイヤーの合成モードを使って、以下のように色味をまとめています。

  • ソフトライト(不透明度40%):全体に彩度低めの緑を乗せ、森の空気感や統一感を出す。
  • オーバーレイ(不透明度38%):柔らかく光を当てたい部分に淡い黄色を乗せ、日差しの暖かみをプラスする。

参考記事:
【スケッチブック】ブレンドモードの効果的な使い方
【アイビスペイント】ブレンドモードの使い方(乗算・加算発光・オーバーレイ)

アタムアカデミーのオンラインイラスト教室で川のイラストの描き方を学べる

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アタリの取り方から、線画のコツ、岩や草の描き方、水面の色の塗り方など、川の描き方のポイントを基本から応用まで、講師とやりとりしながら練習できます。

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