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特殊効果・テクニック

初心者も簡単!イラストをデフォルメ化する描き方

  • 描き方

この記事では、イラスト初心者でも簡単なデフォルメイラストの描き方とコツを分かりやすく解説します。特徴の抜き出し方からパーツ別の描き方まで、手順に沿うだけで可愛いちびキャラが描けるようになります。ミニキャラの描き方は、初心者も簡単!ミニキャラ・ちびキャラのイラストの描き方を参考にしてください。

デフォルメの基本

ここでは、デフォルメの基本について解説します。

デフォルメとは?

デフォルメイラスト(ミニキャラ・ちびキャラ)は、対象物を簡略化し、特徴的な部分を誇張して描くイラストのことです。あえて頭身を下げて描くことで、可愛らしさや親しみやすさが増します。

また、特定のパーツを強調するため、キャラクターの個性や感情がダイレクトに伝わりやすくなる点も大きな魅力です。

デフォルメの2つの要素:誇張と簡略化

デフォルメをするときは、モチーフの「誇張」と「簡略化」を中心に要素の整理をしていきましょう。

まずはデフォルメするモチーフの特徴を3つ厳選し、誇張していくポイントを決めます。

次にそれ以外を簡略化して情報の整理をしていきましょう。誇張したポイントが目立つように他を簡略化することで、見やすく・元の物らしさを伝えやすくなります。

デフォルメ度合いと頭身

デフォルメイラストでは、デフォルメ度合いによって向いている用途が変わり、キャラクターを描く場合はその頭身によってイメージも変わってきます。

  • 1.5〜2頭身:マスコット、ぬいぐるみ、アクスタ、SNSイラストなど。小さくて可愛らしく、親しみやすさを感じさせます。
  • 2〜3頭身(ミニキャラ・SDキャラの標準):イベントイラストなど、動きのあるイラスト向け。頭身が少し高くなることで動きの自由度が上がります。
  • 4〜6頭身:アニメ調な一般的なイラストやゲームキャラクターなど。

参考記事:初心者も簡単!キャラクターの頭身比率とバランスの取り方

デフォルメとミニキャラ・ちびキャラ・SDの違い

デフォルメは、物の対象を簡略化したり、誇張したりして描く表現方法です。

人間・キャラクターだけでなく動物や物にも使うことがあります。また、人間やキャラクターをデフォルメするときにも、頭身の決まりはありません。

ミニキャラは、デフォルメ表現のひとつで、人間やキャラクターを中心に頭身を低く、丸く可愛らしく描いていきます。

SD(スーパーデフォルメ)キャラとも呼ばれることがありますが、基本的な意味や見た目はほとんど同じです。強いて言うならミニキャラは2〜3頭身が多く、SDキャラは2〜2.5頭身ほどの比率が多いです。

参考記事:初心者も簡単!ミニキャラ・ちびキャラのイラストの描き方

イラストを上手にデフォルメ化するコツ

魅力となる特徴を厳選する

デフォルメ化する際は、キャラクターの個性が最も伝わる特徴を絞り込みましょう。「このキャラといえばコレ!」というような、らしさを表現できるポイントを見つけることが大切です。

思い切って誇張して描く

選んだ特徴は、思い切って大げさに誇張してみてください。特徴を強調することで、ミニキャラになっても元のキャラクターの魅力がしっかりと伝わります。

イメージカラーは絶対に変えない

キャラクターのイメージカラーはそのまま維持しましょう。デフォルメイラストは線やパーツなどの情報量が少なくなるため、色を変えてしまうと誰なのか伝わりづらくなってしまいます。キャラクターらしさをなくさないためにも、配色は変えないのが無難です。

イラストをデフォルメする描き方

イラストをデフォルメ化する描き方をご紹介します。

参考記事:初心者も簡単!ミニキャラ・ちびキャラのイラストの描き方

一番目立つ特徴を3つ抜き出す

まずは、そのキャラクターで一番目立つ特徴を3つ抜き出してみましょう。顔周りを中心に選ぶのがコツです。

  • 特徴的な髪型
  • 目の形
  • 髪についているアクセサリー(リボンやピンなど)

抜き出した特徴を2倍に誇張する

先ほど選んだ3つの特徴は、通常の2倍ほどのサイズ感で誇張して描きます。デフォルメイラストは全体が小さくなるため、特徴を通常通りのサイズで描くと埋もれてしまいます。しっかりと目立たせることで、簡略化してもキャラクターらしさを保つことができます。

それ以外のパーツは思い切って簡略化する

抜き出した特徴とは反対に、以下のパーツは情報を減らしてシンプルに描きましょう。

  • 服の装飾やパーツ
  • 細かなアクセサリー
  • ズボンや靴など下半身のディテール

特徴を絞ることで情報過多な印象がなくなり、スッキリとした可愛いイラストに仕上がります。

元のイラストと見比べて仕上げる

最後に元のイラストと見比べて仕上げていきましょう。

元のイラストと見比べたときに、チェックするポイントは次の2つです。

  • 元のイラストの個性が伝わるか
  • キャラクターの特徴は再現できているか

元のイラストらしさが第三者に伝わるかを確認してみてください。

パーツ別のデフォルメイラストの描き方

ここからは、デフォルメで悩みやすいパーツごとの描き方を紹介します。

髪のデフォルメの描き方

髪を描くときは「前髪」「横髪」「後ろ髪(または結んだ髪)」とブロックごとに分け、毛束を簡略化して描きます。特徴となるハネや結び目を押さえつつ、細い髪の毛の線は減らすイメージで描きましょう。

参考記事:初心者も簡単!髪の毛のイラストの描き方

目のデフォルメの描き方

まずは元の目の形をしっかり把握します。その形をベースにしつつ、少し縦に大きく丸みを持たせるイメージで描くと可愛く仕上がります。

目の塗りは特徴を残しつつも、ハイライトや影を減らしてシンプルに塗ってみてください。

参考記事:初心者も簡単!目のイラストの描き方

耳のデフォルメの描き方

耳のサイズは、表現したいテイストに合わせて調整しましょう。頭身比率が小さくなれば耳も小さくし、大きくなれば耳も大きく描きます。

  • 小さめの耳:リアル寄りで、すっきりとした印象になります。
  • 大きめの耳:よりデフォルメ感が強くなります。ピアスなどのアクセサリーを描き込みたい場合におすすめです。

参考記事:初心者も簡単!耳のイラストの描き方

手のデフォルメの描き方

頭身比率と見せたいポイントから、手のデフォルメ具合を決めます。

  • ポーズをしっかり見せたい場合:指を描き込んでリアル寄りに描きます。
  • 可愛さを強調したい場合:指先の描写を減らし、丸や四角のシルエットで控えめに描きます。

参考記事:初心者も簡単!手のイラストの描き方

人物以外のデフォルメの描き方

動物のデフォルメの描き方

動物をデフォルメするときは、全体のシルエットとパーツに分けて簡略化していきます。

まず、全体のシルエットを簡単な図形の組み合わせて描き、そこに動物の特徴的な要素を描き入れていくイメージです。

例えば、猫を描くときは、全体のシルエットは顔の丸(または逆三角形)と、耳の形の三角形に分けて描きます。簡単な図形の組み合わせで土台の顔を描けたら顔パーツを描いていきます。

猫らしさの特徴となるヒゲや逆三角形の鼻、ぷっくりとしたマズルを描き入れることで、デフォルメした猫イラストの完成です。

参考記事:初心者も簡単!動物のイラストの描き方

乗り物・小物のデフォルメの描き方

乗り物や小物を描くときは、まずは全体のシルエットを大きな図形で捉えていきます。四角形や丸など簡単な形で捉えていきましょう。

全体のシルエットを捉えたら細かい形や要素を描き込んでいきます。乗り物の場合はライト・ハンドル・椅子・タイヤなどの要素が描けていれば乗り物らしくなります。

参考記事:初心者も簡単!バイクのイラストの描き方

背景のデフォルメの描き方

背景を描くときは、背景に描く物のシルエットや構造をシンプルに描いていきましょう。実際のまま描くのではなく、簡単な形や単純な形に置き換えて描いていていってみてください。

デフォルメの背景では、細かく描き込みすぎないよう注意していきましょう。塗りもシンプルな塗りやグラデーションで塗るのがオススメです。

参考記事:初心者も簡単!背景のイラストの描き方

また背景に他のキャラクターがいる場合はデフォルメ具合を合わせて描いていきましょう。背景がデフォルメされているのにキャラクターの頭身が高いとチグハグとした印象になります。

キャラクターと背景のデフォルメ具合を合わせて描いていきましょう。

デフォルメが上達する練習方法

同じキャラを頭身を変えて描き比べる

同じキャラを頭身を変えて練習することで、特徴の取捨選択が上達したり、同じキャラに見える条件がわかるようになります。

同じキャラを描くことで、キャラクターの誇張する部分の取捨選択の感覚が身につきやすく、キャラクターらしく見える色やシルエットの残し方を体感しやすくなります。

また、好きなキャラクターを描き続けることでモチベーションも維持しやすく、楽しく続けることができます。

写真を見て特徴を3つに絞って描く

写真を見てデフォルメにしていく練習では、まず写真から特徴を3つほど絞っていきましょう。

目の形や顔の輪郭・髪型など、目立つポイントを書き出していきます。目立つポイントは強調し、それ以外のポイントは簡略化するように描いていきます。

実際に描くときは写真に引っ張られすぎないように注意して描いてみてください。特徴だけを抜き出すイメージで描いていきましょう。

制限時間を決めて描く

制限時間を決めて描くことは、「どこを誇張してどこを簡略化するか」という特徴を捉えて取捨選択していく力を鍛えるのにとても効果的です。

練習の目的を意識して、制限時間を設定しましょう。

  • 制限時間3〜5分:輪郭や大まかなシルエット(顔や髪型の形、目の大きさなど)をパッと捉えて描く。特徴的なポイントを抜き出す練習にオススメです。
  • 制限時間10〜15分:デフォルメしていくバランスやディテールを整えながらまとめて描く。時間内に情報の取捨選択をしていき、どれだけキャラクターらしさを出せるかの練習にオススメです。
  • 制限時間30分:簡単な色トーンを作ったり、表情やポーズのニュアンスも含めて描いていく。色トーンまで含めた全体のバランスを見る練習にオススメです。

イラストをデフォルメ化するときのチェックポイント

目の形や大きさが再現できているか

デフォルメ化した際、元のキャラクターと目の印象(ツリ目、タレ目など)が変わっていないか注意しましょう。似ていないと感じたら、顔のパーツの配置や比率を元のイラストと見比べてみるのがおすすめです。

参考記事:初心者も簡単!種類・角度・スタイル・テイスト別の目の描き方

髪型のシルエットが再現できているか

デフォルメイラストでは特に誇張して髪型を描くため、全体のシルエットが変わりやすくなります。まずは大まかな髪の形が元キャラと同じになるよう意識し、そこから長さやボリューム感を調整していきましょう。

イメージカラーは合っているか

元の色と少しでも異なると、別人のように見えてしまうことがあります。色塗りの際は、参考資料のイラストからスポイトツールで正確な色を拾って塗ることで、確実にもとのキャラクターの印象に近づけることができます。

参考記事:初心者も簡単!配色・色選びの基本

アタムアカデミーのオンラインイラスト教室でイラストをデフォルメ化する描き方を学べる

アタムアカデミーのオンラインイラスト教室では、イラストをデフォルメ化する描き方を学ぶことができます。

イラストをデフォルメ化する描き方について、ステップごとの具体的なデフォルメ化の描き方、パーツ別のデフォルメイラストの描き方、デフォルメイラストのチェックポイントなど、イラストのデフォルメ化する描き方を基本から応用まで、講師とやりとりしながら練習できます。

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