人物・キャラクターの描き方
初心者も簡単!立体感のある顔の描き方
顔がのっぺり平面的に見えてしまう人向けに、立体感のある顔の描き方を解説します。顔の構造や面の捉え方、パーツの配置、角度別のポイント、練習方法まで図解でわかりやすく紹介します。 立体的なイラストの描き方は、初心者も簡単!立体感のあるイラストの描き方の記事も参考にしてください。 立体感のある顔の特徴 顔…
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キャラクターの表情や性格を一目で伝える重要なパーツが眉毛です。この記事では、骨格に基づいた眉毛の位置から、男女・年齢別の違い、性格ごとの描き分け、アニメ特有の「透け眉」の表現技法までを詳しく解説します。
眉毛を活かした顔の表現については、初心者も簡単!バリエーション豊かなキャラクターの表情の描き方の記事を参考にしてください。
まずは、どんなキャラクターにも共通する「正しい眉の位置」を理解しましょう。
基本的に眉毛は、「目の上の骨」に乗せるように描きます。目やまぶたは頭蓋骨の大きくくぼんだ位置にあり、眉はその上の出っ張っている骨に沿うように生えています。
自分の顔を鏡で触って確認してみると、骨の出っ張りが理解しやすいのでおすすめです。
そのため、目の上の骨の構造に合わせて、イラストで描くときは下記のポイントに注意しましょう。

バランスの良い眉を描くための、基本の位置は以下の通りです。
この基本を踏まえつつ、キャラクターの個性に合わせて位置や角度を調整していきましょう。
参考記事:初心者も簡単!正面顔のイラストの描き方

眉毛のイラストを描くときは、以下の手順で進めるとバランスが取りやすくなります。
まずは眉毛を描き始める前に、目印となる眉頭(まゆがしら)と眉尻(まゆじり)の2つの位置を点でマークします。
この段階で、左右の高さが水平に揃っているかを確認しておくと、顔全体のバランスが崩れにくくなります。

眉頭と眉尻の2点を結ぶように、眉の芯となる細いラインを引きます。
一本の長い線で引くのが難しい場合は、短い線を少しずつ繋げるように描いても大丈夫です。
ベースのラインを基準に、上下に線を描き足して理想の太さ・形に肉付けしていきます。太めの眉を描きたいときは、この段階でしっかりと眉毛の幅を出します。
眉頭は少し太め・ぼかし気味にし、眉尻に向かってだんだん細くなるように意識すると、立体的で自然な眉毛になります。

眉山から眉尻にかけて、スッと先細りになるようにラインを引いて全体の形を完成させます。
基本的に眉毛の色は髪色に合わせるのがセオリーです。ただし、全く同じ色だと埋もれてしまうことがあるため、髪色より少し彩度を落としたり、明度を変えたりすると自然に馴染みます。
眉の印象がパッとしない、馴染んでいないときは、髪色よりも少し薄くしたり、彩度を落としてみるのがオススメです。眉にハイライトは乗せず、眉に落ちる影で立体感を出していきましょう。

リアルな眉毛を描くときは、まず大枠のアタリを取っておくと描きやすくなります。
リアル寄りの眉毛では、眉頭は目頭の真上かそれよりも内側に置き、眉尻は眉尻→目尻→口端のラインをつなげていきます。眉山は黒目の外側の端の真上に作るイメージで描いてみてください。

ざっくりと大枠のアタリが取れたら、アタリの中を埋めるように眉毛を一本ずつ描いていきます。眉毛の毛は下から斜め外側に向かって流れるように描いていきましょう。
同じ流れ向きで、更にランダムに眉毛を一本一本を描き足していきます。眉山あたりが濃くなり、眉頭・眉尻は薄くなるように描いてみてください。

最後に全体の形を見つつ、眉頭・眉尻辺りに少し毛を描き足してみましょう。眉頭・眉尻に細かい毛のラインがあることでリアリティが増します。
参考記事:初心者も簡単!リアル風イラストの描き方

2頭身や3頭身のデフォルメキャラを描くときも、眉毛は省略せずにしっかり描きましょう。
デフォルメキャラは、限られた情報量の中で、顔の表情が重要になります。眉毛があることで、今どんな感情なのか(怒っているのか、悲しいのか)を伝える表現になります。前髪が長すぎてデザイン的に邪魔になる場合を除き、基本的には眉毛を描くことをオススメします。
参考記事:初心者も簡単!ミニキャラ・ちびキャラのイラストの描き方

性別や年齢を描き分ける際は、目と眉の距離感や太さがポイントになります。
| 性別 | 特徴 | 印象 |
|---|---|---|
| 男性 | 目と眉の距離が狭い・太め | 力強く、凛々しい印象 |
| 女性 | 目と眉の距離が広い・細め | 柔らかく、繊細な印象 |

また、性別ごとの特徴をベースにしつつ、目と眉の距離を調整することで年齢感も表現できます。

斜め顔の眉毛では、手前と奥で眉の長さや眉頭の位置の取り方が変わってきます。眉の長さは手前が長く、奥は短くなります。
手前の眉では、目頭と斜めになるようなラインで眉頭の位置をとります。眉頭が前に出ることで立体的な印象になります。奥の眉では、眉頭が鼻筋よりも前に出てこないように位置をとります。
眉尻は、手前でも奥の眉でも、眉尻→目尻→口端を繋ぐ位置に置くとバランスがよくなります。
参考記事:初心者も簡単!斜め顔のイラストの描き方

横顔の眉毛を描くときは、眉が骨の上に乗っていることを意識して描いていきましょう。目の上の骨に眉毛が乗っているため、眉頭は目頭よりも前に出てきます。
眉尻も目の幅よりも長くなり、眉尻→目尻→口端のラインで繋がるように位置をとります。
参考記事:初心者も簡単!横顔のイラストの描き方

俯瞰の眉毛は、骨の形に沿って弧を描くように描くことと、眉尻がこめかみを超えないことに注意して描いてみてください。
俯瞰の眉毛は、骨の形に沿って内側に少し食い込む形になります。
眉頭は目頭よりも内側に長くなり、眉尻は眉尻→目尻→口端のラインを意識しつつ、こめかみよりも外に長くならないように描きます。
また、目と眉の距離は正面顔に比べて短くなります。

アオリの眉毛も、俯瞰の眉毛と同じく、骨の形に沿って弧を描くように描くことと、眉尻がこめかみを超えないように注意して描いていきます。
アオリの眉毛では、外側に向かって少し垂れるようなイメージで眉の形をとっていきましょう。
眉頭は目頭よりも内側に長く、眉尻は眉尻→目尻→口端のラインを意識しつつ、こめかみよりも外に長くならないように描いていきます。
また、目と眉の距離は正面顔に比べて長くなります。
参考記事:初心者も簡単!煽り顔のイラストの描き方

眉毛の形や角度を変えることで、キャラクターの性格や特徴を表現できます。




前髪の上から眉毛が見えているように描く「透け眉」は、二次元ならではの便利な表現です。前髪で隠れてしまう眉をあえて描くことで、キャラクターの感情がより伝わりやすくなります。描き方は大きく分けて2種類あります。
参考記事:初心者も簡単!キャラクター・アニメイラストの描き方

眉と髪が重なる部分だけ、髪の毛のレイヤーを消しゴムなどで毛流れに沿って消します。パキッとした画面になります。
髪の毛のレイヤーより上に眉のレイヤーを置き、眉の不透明度を下げて髪色と馴染ませます。または「乗算」などの描画モードを活用します。
斜め顔で左右の眉の高さや形が揃わない場合は、デジタルイラストツールの左右反転機能を使ってバランスを確かめてみるのがオススメです。左右反転することで見えてなかった歪みが分かります。
眉の形も左右反転することで左右のバランスと共に調整しやすくなります。
参考記事:【アイビスペイント】移動変形ツール・左右反転ツールの使い方

目と眉の距離が不自然に見える場合は、目との位置関係を意識してみましょう。目の丸みの上に眉があるイメージを基準として持ってみてください。
また、選択範囲ツールを使って眉部分だけを調整するのも簡単でオススメです。全体のバランスを見ながら調整してみてください。
参考記事:【アイビスペイント】選択ツール(投げ縄・自動選択)の使い方

眉が顔から浮いて見える場合は、頭の骨のカーブを意識して描いていきましょう。眉は骨の上に乗っているので、頭の骨のカーブに沿って弧を描きます。
直線的な眉でも緩やかなカーブを意識して描いてみてください。

アタムアカデミーのオンラインイラスト教室では、眉毛の描き方を学ぶことができます。
骨格に基づいた眉毛の位置から、男女・年齢別の違い、性格ごとの描き分け、アニメ特有の「透け眉」の表現技法、眉毛のよくある悩みや改善策まで、眉毛のイラストの描き方を基本から応用まで、講師とやりとりしながら練習できます。

この記事の描き方は、教室ではこんなふうに学べます

アタムアカデミーでは、入塾前にオンラインイラスト教室の授業を体験できる無料体験レッスンを行っています。講師とビデオ通話をしながら授業を体験していきます。
オンライン無料体験レッスンはiPadに必要なソフトをインストールし、applepencilを使って授業を行っています。iPadをお持ちでない方は、紙とペンでの体験もできます。
課題や制作した作品は講師とチャットやメールでやりとりをすることで共有を行います。兄弟でのご参加、お友達同士のご参加もOK。
オンラインであっても、対面型の教室と同じように学ぶことができます。
インターネット・カメラ機能のある端末1台
タブレット&タッチペン
